新盆(にいぼん)または初盆(はつぼん)を知っていますか?どちらも意味は同じです。文字の通り、新しいお盆、初めてのお盆、という意味ですね。
誰かが亡くなった後、残された家族・親族がその故人の供養をする、初めてお盆のことです。
もしあなたが、この新盆(初盆)に呼ばれた場合、どんな服装で行ったらいいのでしょうか?お葬式じゃなくて、ただのお盆だし、普段着でいいんじゃないかな…?という気がしますよね。
実際はどうなんでしょうか? 新盆の服装マナーを一緒に見ていきましょう!
新盆(初盆)とは?
新盆(初盆)について、もう少し正確に説明をしておきますね。新盆(初盆)は、誰かが亡くなった後、四十九日が終わってから初めて迎えるお盆の事です。
お盆には亡くなった方があの世からこの世に戻ってきますよね。でも、亡くなったばかりの方は、四十九日の間は、まだ、あの世には行けていないんです。
ですから、四十九日が過ぎてあの世に行けてから、お盆の供養をすることができるという訳ですね。
そして、この新盆(初盆)は、故人にとって初めてのお盆ということで、特に大事な行事となっているんです。
参考記事 お盆のお墓参りはいつするべき?行けない場合は?マナー紹介
新盆(初盆)の女性の服装は?
新盆(初盆)に呼ばれるのは、ほとんどが親族となります。あなたが呼ばれたのであれば、故人のお葬式にも参列していたはずです。つまり、故人ととても近しい関係にあったということですね。
基本は喪服
故人の親族という近い間柄であることから、基本は喪服を選びましょう。初めてのお盆は、普段のお盆よりも重要な意味を持ちます。ちゃんとした服装がおすすめです。
でも、夏は暑いですよね。できるだけ涼しくなるように、少しでも工夫しましょう。こちらの記事で、女性の夏の喪服について詳しく説明していますので、参考にしてみてくださいね!
参考記事 夏の喪服はどうするべき?夏の葬儀での女性向け服装マナー!
喪主から喪服以外でOKと言われた場合
喪主の方から事前に「喪服でなく涼しい格好で大丈夫です。」と言われた場合はどうでしょうか。もしそう言われたとしても、おすすめはやはり喪服です。
ただし、親族で話し合って、全員が喪服で行かないという事になった場合は、もちろんそれに合わせましょう。当日に居心地の悪いことにならないように、事前に確認しておくと良いですね。また、地域によってもかなり違いますので、その辺は臨機応変にしてくださいね。
さて、喪服でなくてもいいとしても、夏の派手な普段着でいいわけではありません。普通のお盆に訪ねていくだけであれば、普段着でかまいませんが、今回は新盆(初盆)です。
ワンピース、またはブラウスとスカートなどでかまいませんが、色は黒っぽい色のもので、形も地味なものを選びましょう。なるべく半袖は避け、七分袖程度にして、露出をおさえます。また、派手なアクセサリーはつけず、ストッキングも黒が無難です。
新盆(初盆)の服装マナーはこれでOK!
新盆(初盆)は、初めてのお盆ということで、とても大切な供養の機会です。亡くなった方も、あの世からこの世へ帰ってくるのが初めてですから、みんなで敬意を持って迎えてあげたいですね。
ぜひ、ご紹介した服装マナーを参考にして、しっかりと故人の供養をしてあげてくださいね!
まとめてチェック!
葬儀の基本マナーいろいろについては「女性のための葬儀の時の基本マナー【服装・髪型などいろいろまとめ】」の記事でまとめてあります。
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