スーパーに行ってお米を買おうと思ったら、「新米」のシールが貼ってあることがありますね。「新米のシーズンなんだ!」と何だか嬉しくなりますよね。
せっかくの新米ですから、美味しく炊いて、いっぱい食べたいと思っている人も多いんじゃないでしょうか?
そんな時のふとした疑問は「新米の時期っていつなの?新米とは何?」じゃないでしょうか?新しくとれたお米って言うのはわかりますが、具体的に新米ってどういうお米のことでしょう?
また、「新米を炊く時って、普段と違って気をつける事はあるの?」というのも気になります。美味しく炊くには水加減が大事だって聞いたことがあるような気がするんだけど、一体どうしたら上手に炊けるんでしょうか?
見ていきましょう!
新米の定義とは?出回る時期はいつ?
スーパーで売っているお米に、「新米」のシールが貼ってあるとわくわくしますね。この「新米」ですが、いつのお米のことを「新米」と言えるんでしょうか?
新米というのは、文字の通り「新しい米」です。お米がとれた年の12月31日までに、精米されて包装されたお米のことです。ちなみに、前年に取れたお米のことは、「古米」といいます。
お米を収穫するのは、秋ですよね。地域によって違いがありますが、だいたい9月から10月にかけてが一般的です。この9月〜10月に収穫したお米で、同じ年の年末までに精米・包装されたものを「新米」と言っているわけですね。
何となく、秋の収穫直後のものだけが新米と呼ばれる感じがしていましたが、年内に包装まですれば、12月でも新米なんですね。年をまたいでしまうと、お米が取れた年の翌年になってしまうので、それはもう「新米」ではなく「古米」ということになります。
というわけで、新米の時期というのは、お米が収穫されて商品となる9月頃から始まります。あなたがスーパーで「新米」のシールを見かけるのもきっと、この頃ですね。
新米の美味しい炊き方は?
水加減に注意する
【新米を美味しく炊くには】
水を少なめにする
新米は、収穫してから数ヶ月しか経っていないため、古米に比べて水分を多く含んでいます。また、水分を吸収しやすいという特徴もあるため、普通の水加減で炊くと、やわらかめに炊きあがってしまうことが多いです。
新米を炊くときは、水を気持ち少なめにして炊くと良い感じに炊くことができます。
水加減を気にするくらいで、新米だからと言って、他には特に気を遣う必要はありません。普通に炊くだけで、香りが良くてつやつやの美味しいごはんができあがります。
土鍋で炊くとさらに美味しい
今は炊飯器もとても性能の良いものが揃っていますので、普通に炊飯器で新米を炊いても充分美味しい炊きあがりになります。
でも、土鍋を使うとさらに美味しいごはんを炊くことができます。ちょっと面倒ですが、一度試してみませんか?
土鍋でご飯を炊く方法
- 新米を水で洗います。がしがしと研いだりせず、流す程度にやさしく扱いましょう。
- お米をざるにあげて、しばらくおいて水を切ります。
- お米を土鍋に移ます。そしてお米と同量〜1.2倍程度の水を入れます。
- 30〜40分ほど浸水させます。
- 火をつけます。中火にかけます。
- 沸騰してきたら、弱火にして12分。
- 最後に強火にして1分程度かけます。
- 火を消して、蒸らします。
- 軽くかき混ぜて余分な水分を飛ばします。
一度炊いてみて、炊きあがりを見ながら、次からはあなた好みにしていってくださいね。水の量はもちろん、最後の強火加減で、おこげの感じも調節できます。
数回でコツがつかめて、美味しく炊けるようになりますよ。炊き込みご飯にするのもいいですね。
新米の時期を逃さず美味しく食べよう
上でご説明したとおり、「新米」と呼ばれるのは、9月〜10月の収穫時期から年末の12月31日までに精米・包装されたものです。
新米は、つや、香り、甘みが強く、もちもちとした食感で、やはり古米と比べてとても美味しいです。
現在は、お米の貯蔵法もしっかりしているので、古米だとしても充分美味しいものばかりです。でも、せっかくの新米のシーズンですから、日本の美味しい新米をたくさん食べたいですね!普段はダイエットでお米を控えている女性も、ちょっとだけ解禁しちゃいましょう。
スーパーに行ったら、ぜひ「新米」シールの貼ってあるお米を買ってくださいね!