出産のために職場で産休を取る場合、休んでいる間は他の社員に迷惑をかけることになります。
もちろん産休は正しい権利ですから問題はありませんが、やはり社内のみんなにしっかりと挨拶をしておくのがおすすめです。しっかり配慮しておけば、長期の産休明けに職場復帰する時も、気まずい思いも少なくなり、出やすくなりますよね。
この時、言葉での挨拶に加え、お菓子などの手土産も一緒に渡すのがおすすめです。
今回は、産休前に職場の人たちに挨拶とともに渡すお菓子のおすすめと、お菓子を配るタイミングについてご紹介します。
産休前の挨拶としてお菓子は配るべき?
産休前に挨拶としてお菓子を配るかどうかは、職場によって違います。会社の規模によっても変わってきますね。ですから、まずは、あなたの会社で、いままで産休を取った人はどうしていたかをチェックしてみてください。それに倣うのが一番です。
- 挨拶だけ
- 産休明けのみ
- 産休前と産休後の両方
というやり方がありますね。
わからない場合、または前例がない場合は、挨拶とともにお菓子を配って、しっかりと配慮しておくのがおすすめです。
また、多くの場合、産休に入るときには、会社のみんなからお花やギフトなどをいただくんじゃないでしょうか?であれば、余計用意したほうがいいでしょう。
実際職場で見ていると、しっかりと気を配って産休に入る女性と、権利だからと当たり前のようにして産休に入る女性とでは、他の社員の受け取り方は全然変わってきます。
産休前の挨拶用お菓子のおすすめは?
さて、では配るお菓子はどんなものがいいんでしょうか?
- 個包装のお菓子(クッキー、マドレーヌ、チョコレート他)
- 高価なものでなくてOKだが、スーパーのお菓子は避ける
- 一言メッセージをつけると尚良し
基本的には、あなたと密接に関わっている同じ部署の人達には、一人ひとりのデスクに向かい挨拶しながらお菓子を渡すのがおすすめです。
ですから、個包装してあるお菓子がおすすめです。人数が多くなりますので、高価なお菓子である必要はありませんが、スーパーのお菓子はやめましょう。デパートのお菓子フロアや、町中の洋菓子店などに行くと、安価で可愛いラッピングの物が色々ありますのでおすすめです。
可能であれば、個別のお菓子に一言メッセージを付けておくと、さらに良いですね。
人数が多い場合は、お菓子の詰め合わせにしても大丈夫です。ただし、あなたの仕事と直接関わりのある人には、個別にお菓子を配るのがおすすめです。
産休前の挨拶とお菓子を配るタイミングはいつ?
お菓子は最終日に、一人ひとりに挨拶がてら渡しましょう。
配るタイミングとしては、業務時間外の昼休みがおすすめです。ただし、外に食べに行く人の邪魔にならないようにしましょう。
また、普段から業務中におやつを配ったりして自由な感じの職場であれば、3時のおやつ休憩と兼ねて配るのもいいですね。ただし、その場合は、上司から始めて、みんなにお菓子を配らせてもらってもいいかどうか一応確認するのがおすすめです。基本的に業務が優先ということは頭に入れておきましょう。
あなたの職場の雰囲気に合わせて、一番いいタイミングに配ることが大切です。営業さんなど、外回りに出る人に渡しそびれないように気をつけてくださいね。
個々に渡さず、箱で渡す場合は、まず上司などに渡して、それをみんなで分けてもらうようにするといいですね。
産休前のお菓子 まとめ
「産休は社員の権利なんだから、お菓子なんて必要ないわ!」と思うかもしれません。ですが、職場によっては、あなたの代わりの人を雇うことができず、一緒に仕事をしている人に負担が行く可能性もありますね。
「そんなの会社の都合だし。」というかもしれませんが、人件費のこともありますし、全てが合理的に運ぶわけではありません。
権利だからと、当たり前のように振る舞われたら、同僚だってサポートしたい気持ちがなくなってしまいます。男性や独身女性など、産休を一度も取らず、常にサポートに回る人もいますよね。
お菓子を配るのは、物を配って帳消しにしようとしているのではなく、産休を取る女性の配慮の現れです。
会社の人たちへ感謝の気持ちと、最低限の心遣いだけは忘れないようにしたいですね。結果、産休後の復帰の際も、快く迎えてもらえるはずです。