夏の暑い時期に、日頃の感謝を込めて贈るお中元。お中元をいただいても、贈った相手から喜ばれても、とても嬉しいものですよね。
そして気になるのが、お中元をもらったときに、お礼はどうしたらいいのか?ということです。
今回は、お中元のお礼の仕方についてまとめてみたいと思います。
お中元をもらった時のお礼の仕方は?
お中元をもらった場合、どのようにお礼をすればいいのでしょうか?お中元が届いたら、まずは必ず中身を確認しましょう。
中身を確認せずに「素敵なお品物をありがとうございました。」というよりは、きちんと中身に触れて、丁寧にお礼をしたほうが、相手により心が伝わりますよね。
また相手からお手紙が入っている場合もあるので、必ず中身は確認してからお礼をしてください。
お中元をいただいたら、品物を確実に受け取った報告も兼ねて、届いた日か翌日くらいまでにはお礼の電話をするようにしましょう。
早い連絡は、相手も無事届いたと安心してくれますし、あなたの喜びがより伝わりますね!
電話でのお礼の言い方
- 相手をきちんと確認しましょう
- あなたの名前をしっかり名乗りましょう
- 挨拶、安否の確認をしましょう
- 相手の都合を尋ねましょう
- お中元に対してのお礼の言葉を言いましょう
- 相手の健康を願う言葉を言いましょう
- 最後は結びの挨拶をしましょう
最近は携帯電話やスマートフォンでかけることも多いかもしれませんが、これらの順番に話していくと、間違いありません。
これらを具体的にしてみると、
- 「○○様のおたくでしょうか」
- 「東京の○○と申します。いつもお世話になっております。(orご無沙汰しております。)
- 「お元気でお過ごしでしょうか」
- 「今、お時間よろしいでしょうか」
- 「ご丁寧にお中元を贈ってくださりありがとうございます。(おいしそうな(立派な))○○ですね。いつもながらのお心遣いに、感謝しております。」
- 「暑い日が続きますので、お身体大事にしてくださいね。」
- 「皆様によろしくお伝えください。失礼致します。」
このような流れで、相手の方やいただいた品物に応じて内容を変えて話すといいですね。
わたしも電話は苦手なので、ある程度伝えたい言葉をまとめてから掛けるようにしています。そうすると、気まずい沈黙にもならず、安心できますよ。
ハガキや手紙でのお礼状の文例について
お中元のお礼を先ほどのお電話で済ませてしまう方も多いと思いますが、電話をして、お礼状を送ると、より丁寧です。では、具体的にお礼状には何と書けばいいのでしょうか?
お礼状の書き方
- 頭語
- 時候の挨拶(季節を表す言葉)
- お中元についてのお礼の言葉
- 相手の健康を願う言葉
- 結語
このような流れで書いていきましょう。こうしてみてみると、電話でのお礼の言い方とほとんど同じだということがわかります。
〈文例〉
- 拝啓(謹啓、など)
- 梅雨明けから本格的な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 先日はお中元を贈っていただき、ありがとうございます。子供達も大変喜び、家族みんなで美味しくいただきました。
- まだまだ暑さ厳しき折、皆々様にはご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
- 敬具(敬白、など)
お礼状の流れを順番に書いていくと、簡単に書けると思います。
わたしは、ハガキにこれらのお礼を書き、夏らしい絵を書き添えたりしています。絵を描くのが好きな方は、楽しいと思いますよ。
こんな夏らしくて可愛いハガキもありますよ。届くと元気がもらえそうです。
メールでのお礼は失礼なの?
お中元でのお礼をメールでしても大丈夫なのは、自分にかなり近い関係の人だけです。
親しい友人やご両親など、気心の知れた仲間なら問題ありません。ただ、あくまでもメールは略式なので、ハガキでお礼状を書くほうが丁寧ですね。
自分が送ったお中元のお礼状をもらったらどうする?返事は必要?
お中元を贈った相手から、お礼状が届いたらどうしましょうか?
お礼状に対する返事を書くべきか悩んでしまいますが、こちらは不要です。お中元へのお礼状は相手からの受け取った報告と考えましょう。
このような悩みを解消するためには、お中元の品物と一緒に、一言ご挨拶を書いたお手紙を添えるといいかもしれませんね。
お中元のお礼の仕方 まとめ
お中元をいただくと嬉しいですが、お礼の電話やお礼状など色々悩んでしまいますね。
ここでは失礼にならない一般的な方法をご紹介しましたが、あなたの気持ちをしっかり伝えれば、全然問題ありません。
お付き合いは、何よりも相手への気持ちが大切なので、身構えずに、相手を大切に想う気持ちを伝えるようにしていきましょう!