パートの仕事をやめたいけれど、とっても人手不足の職場なので、言い出せない!
そんな事ってありますよね。言い出せずに、ずるずると続けて、ストレス満載になっている人もいると思います。
こういう時、どうやったら円満にパートを辞めることができるんでしょうか?
今回は人手不足の職場のパートを辞めたい時に、どうしたらいいかを見ていきたいと思います。
上手く使える退職理由や、辞めたい旨を伝える時期など、つまずくポイントの解決法がありますので、チェックしてみてくださいね!
パートを辞める理由で使えるもの
パートを辞めたい時、その理由が「引っ越し」のように、物理的にパートの仕事を続けられないものである場合は、ズバッと言うことができますよね。
でも大抵は、人間関係が辛かったり、仕事内容が自分に合っていない、馴染めない、などといった理由で辞めたい場合が多いんじゃないでしょうか?
人手不足で辞めにくいとはいえ、ずるずる続けるわけにもいきません。ここは、うまく理由をつけて、勇気を出して切り出しましょう!
退職理由として受け入れられやすいものを見ていきます。
体調不良で辞めたい
誰にでも一番使えそうなのが、健康的な理由です。
腰痛が出てしまった、体調がずっとすぐれない、などといった健康面の不具合を出された場合、パート先の上司(オーナー)も無理強いをすることができません。
また、体調不良が治ったということで、他のパートに復帰してもおかしくないので、おすすめです。
家族の都合で辞めたい
あなたにお子さんがいるのであれば、子どもを理由にすることもできます。
たとえば、小さいお子さんであれば、保育園・幼稚園への送り迎えや、緊急の呼び出しに対応が必要ですよね。
また、受験だからというのも使えそうです。
お子さんが大きい家庭であれば、両親や義両親の介護などが視野に入ってくるはずですから、このあたりも理由として使えるかもしれませんね。
キャリアアップ・やりたい仕事のために辞めたい
あなたがこの先フルタイムで働きたいなど、キャリアアップを目指しているのであれば、それは受け入れられやすい退職理由になります。
また、よりやりたい職種に移るためというのも使えます。
前向きな退職理由であることから、人手不足のパート先でも、引き止めにくくなるはずです。
パートを辞める時は何日前に言うべき?
忙しい職場で辞めることを告げるのはドキドキしてしまいますが、あなたがそこで働くのが辛いのであれば、早くやめたいですよね。
パート先に辞めたいと伝えるのは、何日前くらいにすればいいんでしょうか?
まずは、あなたがパートで働くことになった時に、どういった契約だったかをチェックしてみてください。雇用契約書をもらっていれば書いてあるはずです。
契約書がないけれど、就業規則が分かる場合は、そちらをチェックです。
とはいえ、小さい会社のパートの場合「どちらも確認できないよ〜!」という場合も多いかもしれませんね。
一般的に、仕事をやめる時は2週間前に告げるというのが多いです。
ただし、このあたりは、職場の状況にもよるので、話し合って決めることになります。
人が足りている職場であれば、2週間より前にやめることができるかも知れません。反対に、人手不足の会社であれば、もう少し延ばしてほしいと言われそうですね。
このあたりは、お互いに落とし所を見つけて決めていく必要があります。
引き止められた場合はどうする?
人手不足のパート先であれば、辞めたいと告げても、引き止められることが多いはずですね。そんな時はどうしたらいいんでしょうか?
早くやめたいあなたと、人出が足りないので少しでも長くいてほしいパート先。なかなか難しいですね。
おすすめなのは、
- 辞める意思は変わらないことをしっかり告げる
- 少しだけ妥協案を出す
です。
法律で見ると2週間前に告げれば仕事を辞めることができるのですが、だからといって、「法律なんだから、なんと言われようが辞めます!!!」といった態度では、相手の反感をかうのは必至です。
パートを辞めても、どこで会うかわかりませんし、次の仕事を探す時に、もしかしたらつながりがあるかもしれません。できるだけ円満に退職すべきです。
引き止められた時、まずは「辞めるという気持ちは変わらない」ということはしっかり伝えましょう。喧嘩腰はNGですよ〜。あくまで普通に!
そうしたら相手側が、希望を言ってくるはずです。たとえば、次の人が見つかるまでいてほしい、あと◯日はいてほしい、といった感じですね。相手側も求人を出して、新しい人を探さなくてはいけないので、とりあえず内容を聞きましょう。
あなたもパート先もすこしずつ妥協して、落とし所を見つければ、お互いに気持ちいいですし、円満に辞めることができるはずです。
パートですし、通常は長くてもあと1ヶ月、といった所だと思いますが、ひどいと3ヶ月なんて言われることもあるかも知しれません。その場合は、無理して合わせる必要はありません。
事前に、あなたが妥協できるところを考えておいて、話し合うのがおすすめです。
人手不足のパート先を辞めると告げた後気を付けること
さて、なかなか言えなかった辞職が決まったら、少し気をつけておくと良いことがあります。
それは
- 最後までしっかり仕事をする
- 同僚さんに話す
- 最後はしっかりお礼を言う
です。
最悪のパート先で辛すぎる!という場合でも、辞めるまでの間は、しっかりと仕事をしましょう。当たり前ですね。
また、あなたが辞めることは、上の人が同僚さんに伝えるはずですが、あなたからも少し言っておくのがおすすめです。
そして、辞める最後の日には、お世話になった人たちにしっかりとお礼を言って去りましょう。
これだけしておけば、印象が全然違ってきます。
どこかで顔を合わせることになっても、気まずい思いをしないですみます。
職場が最悪の場合は、バカバカしいと思うかも知れませんが、最後の仕事だと思ってやってくださいね。
人手不足のパートを辞める まとめ
ネットを見ていても、パートを辞めたいけど人手不足だから言いにくい、社会人として非常識ではないか、という悩みを持っている人は多いようです。
こうやって悩むということは、あなたが真面目に仕事に取り組んでいる証拠です。適当な人であれば悩んだりせず、相手の迷惑も顧みず辞めてしまうはずですから。
そんなあなたなので、職場の人も引き止めたいかもしれませんね。
今悩んでいるあなたも、今回ご紹介したように、しっかりと話し合い、ちゃんとやることをやって辞めれば、何も問題ありません。
言い出すのにちょっとだけ勇気がいりますが、頑張ってくださいね! 応援しています!