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デング熱の初期症状と治療法は?子供も大人も蚊には注意!

蚊取り線香

テレビのニュースで「デング熱」という言葉を聞くことがありますね。何だか知っていますか?

デング熱は熱帯夜亜熱帯気候の地域で発生している感染症ですが、日本でも感染例が報告されました。小さなお子さんがいるママさんは、気をつける必要があります。

デング熱とはどういうものなのか、初期症状は何があるのか、予防法はどうしたらいいのか、など、しっかりと見ていきましょう!

 

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デング熱とは?

デング熱とは、デングウイルスが感染することによって起こる感染症です。感染経路は「蚊」です。デングウイルスを持っている蚊に刺されることによって、ウィルスに感染します。

デング熱は東南アジアや南アジア、中南米の暑い気候の地域でよく発生する感染症で、ずっと日本国内での発症例はありませんでした。しかし、2014年の夏、東京の代々木公園をはじめ、蚊に刺されて、デング熱にかかった数は162名となっています。患者が出たと思われる公園が閉鎖になったニュースを記憶している人も多いかと思います。

 

感染患者は、ほとんどが「公園」など木々の多いところで、蚊に刺されたことによって、デング熱に感染しているので、あなたのお子さんも公園で遊ぶときは、蚊に気をつける必要があります。

蚊

 

デング熱の潜伏期間と症状

デングウイルスを持った蚊に刺されてから、何かしらの症状が出るまでの潜伏期間は3日〜7日です。子どもがどこかで蚊に刺されてから、3日〜7日してから症状が出た場合は、デング熱の可能性があります。

デング熱にかかった場合、初期症状と、その後にでてくる症状は以下のようなものがあります。多くの人が、夏風邪だと勘違いする事が多いです。

 

デング熱の初期症状

突然の高熱(2〜7日続く)

頭痛

顔が赤くなる

目の痛み

白目が充血する

熱

 

デング熱発症後1~2日後に出る症状

全身が筋肉痛になる

全身がだるく感じる

関節が痛む

 

デング熱発症後3〜4日後に出る症状

身体に発疹が出る(胸から出て手足や顔に広がる)

 

症状はだいたい1週間程度で回復します。しばらくの間おとなしくしていれば、通常はすぐに回復します。まれに酷くなるケースもありますが、ほとんどは大丈夫ですので、過度に心配する必要はありません。

夏風邪との区別がつきにくいですが、発熱の後、身体に発疹が出た場合は、デング熱の可能性が高いです。

 

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デング熱の治療法

蚊に刺された後、お子さんやあなた自身に、デング熱の一般的な初期症状が出た場合は、まず病院に行きましょう。もしも、デング熱が流行っている海外に旅行に行った後に、上のような症状が出た場合は、病院に行った時に、海外旅行に行った旨を必ず知らせてくださいね。

現時点ではデング熱の治療は、実用化され、指定された薬やワクチンはありません。そのため、治療法は「対症療法」となります。対症療法とは、出てきた症状に対し、その都度対応して和らげていく治療法です。

 

この場合は、デングウイルスをやっつける治療はなく、それに伴う症状である、発熱・頭痛・発疹・関節痛などを治していくと言うことですね。

医師のアドバイスを聞き、安静にして過ごしましょう。

 

蚊にさされた

 

デング熱の予防・対策法

現在、デング熱に有効なワクチンはないため、事前の予防接種での対策はできません。

デング熱は、デングウイルスに感染した蚊に刺されることで発症します。ですから、一番の予防・対策法は「蚊に刺されない」ことです。媒体は「蚊」のみで、人から人へは移りません。

 

蚊にさされないために…

虫除けスプレーをぬる

肌の露出をしない

明るい色の服を着る

アルコールを飲まない

汗をかいたらすぐに拭き取る

木や草が生い茂っている所には行かない

池や水たまりなど、流れていない水場には行かない

参考記事 蚊にさされた跡が残るのはイヤ!対処法と蚊にさされない方法

蚊取り線香

 

小さい子供の状態をしっかりチェック

デング熱について、大体のことはわかっていただけたでしょうか?

大人の場合は、蚊に対しても症状に対しても自分で対処できますので、問題ありませんが、ちいさな子どもの場合は、蚊に刺されても気づかないことが多いですね。また、自分の身体の調子についても、的確に伝えることは難しいはずです。

 

デング熱は、まず初期症状で急に高熱が出ますので、その段階で大事を取って病院に行くことをおすすめします。

夏に公園や森林など、蚊の多そうな所に行くときは、しっかりと蚊対策をして、大切なお子さんを守ってあげてくださいね!

 

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