夏にふと鏡を見たとき、「何だか顔が大きい!」「足がいつもより太い!」と思うことはありませんか?暑くて食欲もないから、食べ過ぎたりは絶対にしていないのに、どうして太ったの?と、ショックですよね。
でもそれ、太ったのではなく、むくんでいるだけかもしれません。実は夏はとってもむくみやすいんです。露出が増える夏。むくんで太い姿ではいたくないですよね。
夏のむくみの原因や解消法、予防法をじっくり見ていきましょう!
夏は特にむくみやすい
女性が「あ、むくんでいるな」と気づくサインは
- 顔がぱんぱんになっている(顔のむくみ)
- まぶたが腫れている(顔のむくみ)
- 指輪が抜けなくなる(指のむくみ)
- 靴や靴下がきつくなって跡がつく(足のむくみ)
などがあります。
女性のほとんどがむくみを体験しています。そして、むくみを感じるのが一番多い時期は「夏」なんですよ。この夏は気をつけたいですね。
夏のむくみの原因は?
夏に特に多い女性の「むくみ」。一体何が原因でおこるのでしょうか?
むくみが起こる理由は、体の中の「過剰な水分」です。体の代謝が落ちたり、血液の流れが悪くなると、体内の水分が排出されにくくなって、むくんでしまうんですね。
体内の余分な水分は、重力で下へ下へと下がっていきます。ですので、時間によってむくむ場所が変わってきます。確かに夕方になると、足がぱんぱんになっていたりしますね。
- (朝)顔のむくみ
- (昼)手や指、上半身のむくみ
- (夕方)足・下半身のむくみ
むくみの原因である水分が、体の中に余分に蓄えられてしまう原因は以下のようなものがあります。
冷え
夏は冷房の効いた部屋でずっと過ごすことが多いですね。また、冷たい飲み物をたくさん飲んでいると思います。
これによって、体が冷えてしまい、代謝が悪くなり血流が弱くなり、水分の排出が滞ってしまいます。
また、エアコンの使用によって、汗をかく事自体が少なくなるため、本来なら汗として出る水分が体に残り、むくみを引き起こしてしまいます。
塩分・水分のとりすぎ
夏は濃い味付けの料理が美味しく感じますよね。濃い味付けの料理には塩分が多く含まれているため、喉が渇いて水を多く飲むことになります。これによって、体内の塩分濃度が低くなるのですが、同時に体内に水分をため込んでしまう事にもなります。
このように、味の濃いものを食べ続けると、常に体が塩分濃度を下げようと、水を蓄え続けるため、ずっとむくみが取れない状態になってしまうんですね。
睡眠不足
夏の夜、熱帯夜などで、暑くて寝られなかったりして、睡眠不足になることがありますね。睡眠不足になると、体内の水分を上手に排出できなくなってしまうため、むくみの原因となります。
一日中座りっぱなし
会社のデスクワークなどで、冷たい物を飲みながら、1日中座りっぱなしで仕事をしていませんか?ふとトイレのために席を立ったとき、足がむくんでいることに気づいたりするんじゃないでしょうか。
同じ姿勢で長時間座っていると、血流が悪くなって、水分や老廃物がたまって、むくんでしまいます。
夏のむくみの簡単な解消法・予防法
むくみの原因は体内の過剰な水分ですから、むくみを解消するには、体内の水分を外に出すようにする必要があります。
全身のむくみ対策
ストレッチ・軽い運動
ストレッチや軽い運動も効果的です。長時間座りっぱなしになるときは、時々席を立って、ストレッチをするといいですね。また、家に帰るときには、ちょっと遠回りして余分に歩くようにするだけで、効果があります。
カリウムを摂る
上でご説明したとおり、体の塩分濃度が高いと、水をため込んでしまいます。ですので、塩分を外に出す働きのあるカリウムを摂るようにしましょう。
カリウムを多く含む食品は、トマトやきゅうりがあります。旬の夏野菜が美味しいときなので、積極的に食べたいですね。
入浴
お風呂で体を温めることによって、代謝があがり、血液の流れがよくなって、水分の排出がスムーズになります。
足のむくみ対策
着圧ストッキング・着圧ソックス
足に適度な圧力をかける、着圧ストッキング・着圧ソックスがおすすめです。足をきゅっと包んでくれるため、足の血流をよくしてくれて、水分の排出も促します。座りっぱなしの人におすすめです。履いているだけでいいので、楽ちんです。
マッサージ
足をマッサージするのも効果があります。お風呂に入った後だとより効き目があります。ボディローラーなどを使うと簡単ですね。
夏のむくみケアはしっかり
夏はむくみやすい季節ですので、しっかりむくみケアをして、すっきりほっそりしていたいですね。
むくみをそのままにしておくと、顔がたるんだり、セルライトができたりする原因になります。
そんなことにならないように気をつけて、この夏も元気にいきましょう!