冬になるとおいしいのが「みかん」ですね! こたつでぬくぬくしながら食べるみかんが美味しすぎて、気がつくとたくさん食べてしまっていることがあります。
「みかんはビタミンとか多そうだし、体に良さそうだから、ちょっとくらい食べ過ぎても良いんじゃない?」というのが、多くの女性の意見じゃないでしょうか。ダイエット中でも大丈夫な気がしますよね。
でも、実際はどうなんでしょう?ちゃんと確かめて、心置きなく食べたいですね。
そこで今回は、この「みかん」1個のカロリーがどれくらいなのか、そして、太るのか太らないのか、太らない食べ方はあるのか、について見ていきます!
みかん1個のカロリーは
♥ みかん1個(小サイズ)のカロリー:20kcal
♥ みかん1個(中サイズ)のカロリー:34kcal
♥ みかん1個(大サイズ)のカロリー:54kcal
中サイズのみかんのカロリーを基本としておぼえておけばいいですね!34kcalですが、おぼえにくいので、35kcalと思っておけばOKです。
「普通のみかんを1個食べたら35kcal」とおぼえましょう!
みかんと同じ季節に食べられるフルーツ、そして他のお菓子と比べてみます。
- 柿(中サイズ)のカロリー:87kcal → みかん2.5個分
- りんご(中サイズ)のカロリー:145kcal → みかん4個分
- バナナ(中サイズ)のカロリー:72kcal → みかん2個分
また、ご飯一膳(140g)のカロリーは235kcalですから、大体みかんを7個食べると、ごはん一膳分になります。
むぅ…。みかんって軽いので、一度に2〜3個は食べられますよね。柿やりんごはお腹がふくれるので、みかんよりも満腹感がある分、ダイエット的には分がありそうです。
ただし、ケーキやタルトなどの洋菓子などに比べたら、軽くみかん10個分にはなりますので、みかん好きさんには嬉しいところです。
みかんの太らない食べ方は?
さてさて、他の食品とカロリーを比べたとしても、冬に食べたいのは、やっぱりみかんなんですから、できるだけ太らないような食べ方を見ていきましょう!
適量食べる
1日に食べるみかんの数は、3個〜が適量です。
厚生労働省がおこなっている「健康日本21」という健康作り運動では、健康増進の目的のために、1日200g以上の果物を食べるようにすすめています。
中サイズのみかんの可食部を約75gとすると、最低でも3つOKです。また、200g「以上」ですから、健康のためには、もっといけるって事ですね。
中サイズのミカンのカロリーが34kcalですから、4個目からは、あなたの1日の摂取カロリーと相談して食べてくださいね!
また、みかんには体を冷やす働きがあるので、あまりたくさん食べると、体が冷えてカロリーが消費しにくくなるため、肥満の原因になってしまいます。
このあたりも気をつけてみてくださいね。
朝に食べる
他の果物も同様ですが、みかんは朝たべるのがおすすめです。朝であれば、これから活動に入りますので、カロリー消費ができるので安心です。
また、みかんの中(特に白い筋のところ)には「ペクチン」という食物繊維成分がたくさん含まれています。そのため、朝に食べてその日の便通を促すことができて、便秘による体重増加を防げます。
食事の前に食べる
フルーツのみかんは食後のデザートでしょ?と思いますが、食事の前に食べるのがおすすめなんです。
上で出てきた「ペクチン」には、体の中で糖を燃やす働きがあります。ですから、食事の前に食べておくと効果が出ます。また、コレステロールの吸収も抑えてくれます。
また、先にみかんを食べておくことで、満腹感を感じ、本番の食事の量を減らせることにもなります。
なるべく夜は食べない
夜、特に寝る前には、みかんを食べるのは避けましょう。
夜にあまいミカンをたくさん食べると、血糖値が上がります。寝ているだけでカロリーを使わないのに、血糖値が上がったまま寝てしまうと、カロリーが消費できず、中性脂肪が増えて、肥満の原因になってしまいます。
夜中にふと食べたくなったりしますが、食べるならちょっとだけにして、あとは朝までガマンが良いかもしれませんね。
太らないように工夫してみかんを食べよう
冬には絶対に食べたいみかん。美味しくて、ついついたくさん食べてしまいますね。でも、カロリーが気になったのなら、ちょっとだけ工夫して、食べてみてくださいね。少し食べ方を変えるだけで、肥満防止につながります。
夜にこたつでごろごろしながら、みかんを食べるのは至福の時ですよね。寝る前のみかんは、ダイエット的にはおすすめしませんが、たまには解禁して、おいしいみかんを存分に楽しんじゃってくださいね!
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