あなたのお部屋にはレースのカーテンがかかっていますか?ちょっと近くによって見てみてください。小さく黒い汚れがぽつぽつとありませんか?
実はそれ、黒カビなんです!
え、レースのカーテンがかびるの?と思いますよね。でもそうなんです。梅雨の時期の湿気や冬の結露などによって、窓際にかけられているレースのカーテンはかびてしまうんですね。
もし、カーテンにカビがあったら、一緒にカビを取る方法を見ていきましょう!
レースカーテンのカビをとる方法
たいていの人は、レースカーテンにカビが生えているのを発見したら、そのまま洗濯機で洗うんじゃないでしょうか。
でも、カビが黒くしっかりと生えてしまっている場合は、普通に洗濯しただけでは、まったく落ちないということが多いんですね。
始める前に、まず一番最初に考えていただきたいのは、そのレースカーテンがどのくらいあなたにとって大切な物か、ということです。とっても高価なレースカーテンであるとか、忘れられない思い出の品であるとかの場合は、クリーニング屋さんに出すのをオススメします。
そんなにこだわった品ではないわ、という場合は、これからご紹介する方法をご自分で試してみてくださいね。上から順番にやってみて、取れなかったら下へと進んでくださいね。
乾燥してさせてブラシで取る
レースカーテンにカビが生えると言うことは、カーテン自体に湿気があるということですね。
【用意する物】歯ブラシ
- まず、カーテンをレールから外し、陰干しをしてしっかりと乾燥させます。(直射日光に干すと変色することがあります。)
- しっかり乾いたら、歯ブラシなどでカビ部分をやさしくこすって、パラパラと取れるかどうか見てください。
洗濯用洗剤を使う
上の方法で取れなかった場合は、洗濯用洗剤を使ってみましょう。
【用意する物】洗濯用洗剤 歯ブラシ タオル
- 乾いたタオルを敷いて、カーテンを上に重ねます。カビの生えた面を下にしてくださいね。
- 次に、歯ブラシに洗濯用洗剤をつけて、カビの部分を優しくぽんぽんとたたきます。カビをタオルに移すイメージです。一カ所が終わったら、タオルをずらして綺麗な部分を使ってまた同じようにカビを移します。
- 水で濡らしたタオルをきゅっと絞り、カーテンについている洗濯洗剤をふきとります。
- 乾いたタオルで上から抑え、水分を取り除きます。
- 洗濯可のカーテンであれば、そのあとにネットに入れて洗濯しましょう。
酵素系漂白剤を使う
それでも取れない場合は、漂白剤を使います。
【用意する物】漂白剤 歯ブラシ タオル
- 洗濯洗剤の時と同様に、乾いたタオルを敷いた上に、レースカーテンを重ねます。カビの面は下にします。
- 歯ブラシに水で薄めた漂白剤をつけ、カビの部分を優しくぽんぽんとたたきます。
- 5〜10分そのままにします。
- 水で濡らしたタオルをきゅっと絞り、カーテンについている漂白剤をふきとります。
- 乾いたタオルで上から抑え、水分を取り除きます。
- 洗濯可のカーテンであれば、そのあとにネットに入れて洗濯しましょう。
(注意)レースカーテンの色が変わってしまう場合がありますので、始める前にカーテンの目立たないところに漂白剤をつけてみて、変色しないことを確認してくださいね。レースカーテンは白に見えても、生成り系の色が入っている場合があります。また、漂白剤のにおいで気分が悪くならないように風通しのいいところでやりましょう。
カビキラーなどを使う
それでもそれでも取れないわ!という場合、カビキラーなどを使ってみましょう。ただし強力ですので、万が一レースカーテンがダメになってしまってもいいという場合のみ、最終手段として試してくださいね。
【用意する物】カビキラーなどのカビ防止剤 ゴム手袋 (できれば、めがね マスク)
- カビキラーの臭いがこもらないよう、換気扇などをまわします。
- ゴム手袋(+できれば、めがねとマスク)をはめます。
- お風呂場の浴槽、またはたらいなどにレースカーテンを入れ、カビ部分にカビキラーをたっぷり吹きかけます。
- しばらく放置したあと、水ですすぎながら手でもみ洗いします。
- ネットに入れて洗濯機で洗います。
(注意)カビキラーの臭いで気分が悪くならないよう、必ず換気をしてください。また、目に飛ぶ可能性がありますので、できればめがねをしましょう。こちらも、始める前にカーテンの目立たないところに漂白剤をつけてみて、変色しないことを確認しましょう。
レースカーテンのカビを予防する方法
上でも少し触れましたが、レースカーテンにカビが生えてしまう理由は、湿気です。梅雨時の連日の雨による湿気や、冬の結露による湿気なんですね。カーテンは窓に密接して掛けられていますので、どうしてもそれらの湿気の影響を受けてしまいます。
カーテンを毎日開け閉めする
レースカーテンを閉めたまま、または閉めたままの状態でずっとおいておくと、カーテンの表面にホコリがたまります。ホコリは水分を含みやすいので、これがカビを発生しやすくします。
毎日開け閉めをしているだけでも、ホコリの付着を防ぐ事ができます。同時に窓を開け、風が通るようにしておくとさらにいいですね。
窓の水分をこまめに拭く
梅雨時や冬などに、窓に水がたまったときはタオルやぞうきんですぐに拭きましょう。水分をそのままにしておくと、レースカーテンがぬれてしまったり、湿気てしまいます。そして、そのまま何もしないとカビが発生してしまいます。
窓を開けて風を入れて水分を飛ばしたり、除湿器や扇風機などを利用して、なるべく湿気がこもらないようにするといいですね。また、窓に結露防止シートを貼るのも効果的です。
カーテンをすぐに洗う
カビが生えやすい時期は、カーテンをまめにチェックしてカビの有無を確認しましょう。生え始めであれば、普通に洗濯をするだけで落ちることが多いです。金具を外し、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。ただし、最初に洗濯表示を確認して、カーテンが洗濯可能かどうかを判断してくださいね。
カビの予防が大事
レースカーテンに生える黒カビはとっても強力で、なかなか落ちてくれません。お気に入りのカーテンがダメになったらショックですので、普段からカビが生えないように気をつけるのが一番ですね。
ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね!
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