体全体の汗、顔の汗、脇の汗・・・気になる部分はたくさんありますが、毎日パンプスを履く女性にとっての天敵は、足の汗ではないでしょうか。
足に汗をかくと、かゆみや臭いも気になりますよね。デートや仕事などの大切な場面で気になってしまいそうです。
そこで今回は、パンプスの蒸れ防止対策10選!をご紹介します。蒸れによる足の臭いやかゆみのお悩みもスッキリ解消していきますよ〜。
超汗かきで、足の汗も半端ないわたしが、実際にやっている方法も交えて紹介していきます!一緒に快適な足元を目指しましょう!
パンプスが蒸れる理由は?
パンプスは他の靴よりも蒸れやすい感じがしますよね。それはどうしてでしょうか?
パンプスは通気性が悪い
その一つ目の理由は、パンプスは通気性が悪いということです。
運動靴などと比べると、見た目重視のオシャレなパンプスには、蒸れ対策がされていないことが普通です。
そのため、蒸れが気になってしまうことが多いんですね。
パンプスのときに履くストッキングが原因
二つ目の理由は、パンプスを履くときに、主に履くストッキングが原因です。
ストッキングは、汗の吸収性が悪いので、水分がそのまま溜まってしまい、パンプスの中が蒸れやすくなってしまいます。
人は足裏から1日コップ1杯分の汗をかく
最後の理由は、パンプスに限らず、足は汗をよくかくパーツということが原因です。
足には、汗腺が集まっていて、人間は1日コップ1杯分の汗を足の裏からかくといわれています。驚きですよね。
通気性が悪いパンプスの中で、コップ1杯の汗をかき、その汗をストッキングでは、吸収してくれないので、パンプスの中が蒸れてしまうということなんですね。
パンプスの中が蒸れるとどういう弊害があるの?
パンプスの中が蒸れやすいということはわかりましたが、蒸れるとどのような弊害がおこるのでしょうか?
汗の臭いでくさくなる
まずは、蒸れると汗の臭いが気になりますよね。これからの季節、さらに汗の量が増えるので、女性は特に気を遣うところではないでしょうか。
特に、靴を脱がなくてはいけない状況になった時に、足が臭いと恥ずかしいですね。
足にかゆみが出る
パンプスの中が蒸れていると、足がかゆくなることもあります。
この状態が続くと、足に小さな水泡がたくさんできてしまったり、水虫の原因となる白癬菌というカビ菌が繁殖することもあります。
水分で靴が傷む
パンプスの中で、蒸れた状態が続くと、靴の傷みにも繋がります。お気に入りのパンプスが早く傷んでしまうのは、悲しいですよね。
パンプスの蒸れ防止対策10選!!
パンプスの中が蒸れると、足の臭いが気になったり、ひどい場合は、水虫の原因になるということがわかりました。また、お気に入りのパンプスが傷んでしまうということもあるんですね。
こんなイヤな蒸れとは、早くおさらばしたいところです。
ここからは、パンプスの蒸れ防止対策をご紹介します!
対策1:浅めのカバーソックスを履く
汗の吸収性の高い、カバーソックスを履きましょう。
パンプスから見えない浅めのものがオススメです。素材は、汗の吸収性が高い綿のものが良いです。
カバーソックスを履くと、靴の中で、足が滑りにくくなるので、足が疲れにくいというメリットもあります。
対策2:毎日同じパンプスを履かない
毎日同じパンプスを履いていると、パンプスの汗が乾ききらずに、中でこもって蒸れた状態が続いてしまいます。
これは臭いの原因になりますし、パンプスが傷んでしまいます。数足のパンプスを交代で履くようにしましょう。
対策3:5本指のストッキングを履く
5本指の靴下だけでなく、5本指のストッキングがあるって知っていますか?
これは、足の指がそれぞれ離れているので、普通のストッキングより通気性が良く、また、指の間の汗をキャッチしてくれて、蒸れにくくなります。
試しに5本指のストッキングを選んでみましょう。
対策4:通気性の良い中敷きを入れる
足の臭いや蒸れを吸収し、サラサラを保ってくれる中敷きを入れるのもおすすめです。
消臭効果があるものを選ぶといいですね。
対策5:こまめに足を拭く
足裏は汗を多くかく部位なので、気を付けていても、汗をかいてしまうのは、当たり前です。
汗をかいたときは、トイレや更衣室などで、足を拭くようにしましょう。体全体を拭ける汗ふきシートがサラッとしてオススメです。
ストッキングを履いている場合は、見えない所で靴を脱いで風を通し、なるべく汗を乾燥させましょう。
対策6:制汗スプレー・消臭スプレーを使う
足用でサラサラになる制汗スプレーと、靴用の除菌・消臭スプレーが販売されています。
どちらも併用して、使うのがオススメです。
お出かけ前に足にスプレーをして、お家に帰ってきたら、パンプスにスプレーすることを忘れないように習慣にするといいですね。
足用の制汗は、スプレータイプ以外にも、下のようにシートタイプもあります。
シートタイプならコンパクトなので、お出かけに持っていって、気になった時にすぐ使えますね。
対策7:パンプスを換気し、よく乾かす
パンプスは交代で履き、履かない日はよく乾かすようにしましょう。
お天気の良い日に陰干しすると良いです。(1~2日)
雨の日は、パンプスの中に、新聞紙を丸めて入れ、湿気を吸収させましょう。(3~4日)
対策8:足の汗を抑えるツボを押す
足の汗を抑えてくれるツボがあるので、押すようにしましょう。
足裏の汗を抑える手のツボは、人差し指の爪の横、親指側の方です。足にもツボがあり、こちらは足の小指の爪の横、外側の方です。
ボールペンの裏で押したり、指でぎゅっと押してみてください。
対策9:通気性の良いパンプスを選ぶ
中敷きや素材に工夫された、通気性の良いパンプスを選ぶようにしましょう。
お洒落なものもたくさんありますので、探してみるといいですね。
また、素材以外でも、足先が開いているオープントゥのパンプスや、空気が通るようなデザインのものを選ぶのもおすすめです。
対策10:湯船に浸かるようにする
パンプスの蒸れと関係ないように思われるかもしれませんが、きちんと湯船に浸かり、足を温めることが、足裏の異常な汗を抑えてくれることに繋がります。
足の汗を素から止めて、パンプスの蒸れを防ぎましょう。
どうしても忙しくて、シャワーしかできないという方は、足湯だけでもすることをオススメします。
お風呂に入った後は、爪を短く切って、清潔にしておくのも大切です。
パンプスの蒸れ防止対策 まとめ
足の汗は誰でもかいてしまうものですが、工夫次第で、汗を抑えて、気持ち良く過ごすことができます。
今回ご紹介したおすすめの蒸れ防止対策から、あなたにとって、お試ししやすいものから、ぜひ始めてみてくださいね。
足の汗を抑え、蒸れを防止すると、臭いやかゆみの防止ができる上に、お気に入りのパンプスの傷みも防ぐことができ、長く履けるので嬉しいですよね。
これからどんどん厳しい暑さになりますが、パンプスの中は、爽やかに過ごしましょう!