6月は梅雨の季節ですね。雨ふりの日もいいけれど、あまり毎日続くと、なんとなく憂鬱になってしまいます。
女性が梅雨の時期に一番気になるのは、やっぱり湿気ですよね。
雨の日の玄関は、傘や靴からの水でぬれているし、部屋の壁をさわったら湿気でじめっとしていて、とっても気になる!洗濯物も乾かないしカビも生えちゃった!…なんて経験は誰でもあると思います。
とはいえ、こんな梅雨時の毎日ですが、雨を止めることはできませんね。
だったら少しでも快適に過ごせるよう、自分でできる湿気対策をしてみましょう!
梅雨時の湿気でおこる問題
雨が毎日降ってお家の中全体がじめじめした状態が続いたら、どんな弊害があるんでしょうか?
結露(けつろ)
梅雨時に窓を見てみると、水滴がついていたり、さらにひどくなると、びっしょりぬれて水が下にたまっていたりいることがありますよね。
これが結露です。
雨が多く降ると、空気中に水分がとても多く含まれます。そしてそれば飽和状態になってしまうと、空気中で含みきれない水分が、部屋のの壁や床などについてしまうんですね。
この水分は、お家を傷めることになります。
カビ・ダニ
湿気があると、カビが発生します。あなたもお風呂場にカビが生えているのを、見たことがあるんじゃないでしょうか?お風呂場は当然ながら湿気がありますね。
同じように、雨で家の中がじめじめすると、水回りでなくてもカビが生えやすくなります。特に梅雨の時期は気温も高いので、カビにとってとてもいい環境になるんですね。
また、ダニもカビと同様に、湿気+高温が大好きです。梅雨で布団が干せないため、湿気たままになっていると、ダニが増えてしまいます。
カビの胞子やダニの抜け殻などを吸い込んでしまうと、健康にも害が出ます。
小さなお子さんや赤ちゃんがいるご家庭などは、特に気をつけたいところです。
自分でできる梅雨時の湿気対策
それでは、お家の中の湿気をなるべく減らす方法を、場所別に見ていきましょう!
部屋全体
部屋全体など広範囲の湿気を取るには、扇風機と除湿器の組み合わせがおすすめです。
部屋は必ず締め切っておきます。ときどき扇風機の風を向きを変えながら部屋全体の空気を循環させましょう。
エアコンのドライもいいですが、ちょっと電気代がかかってしまいますね。
扇風機と除湿器は移動ができますので、廊下や玄関など、エアコンのない場所でも使えるのでおすすめです。
クローゼット・押し入れ
クローゼットにぴっちり服を詰め込んでいませんか?服と服がくっついていると、湿気がこもりやすくなります。できるだけ間隔をゆったりととって、空気が流れるようにしましょう。
また、梅雨時の洗濯物は、しっかり乾燥させてからクローゼットに入れましょう。湿っている物をいれるとカビのもとになります。
押し入れは、すのこなどを敷いて空間をつくってから、ふとんを入れると空気が通りますよ。梅雨はなかなか布団が干せませんので、ふとん乾燥機もおすすめです。ダニにも効果があります。
また、布団は、朝起きてすぐ片付けると寝ていたときの熱がこもっていますので、少しおいてから押し入れに入れるようにしましょう。
部屋の湿気をとるために、扇風機や除湿器を使うときは、クローゼットや押し入れの扉を開けておくと一緒に湿気対策ができます。
扉を閉めるときは、水とりぞうさんのような市販の防湿剤を一緒にいれておくのも効果的です。
また、梅雨の晴れ間にはできるだけ布団を干したり、服をクローゼットから出して風を通すようにするのがおすすめです。
キッチン
キッチンで一番湿気が気になるのは、シンク下の排水パイプの所ですね。扉を少し開けておくと湿気がこもらなくなります。
また、このシンク下にもいろいろと収納していると思いますが、カビや虫のが心配ですので、梅雨の時期は食料品は入れるのをやめたほうが無難です。
また、ときどき中の物を出して、扉を全開にして、空気を通してくださいね。
お風呂場
お風呂に入ったあとは、毎回ざっとスポンジで水を拭き取っておくと効果的です。
そして、お風呂に窓がある場合は、梅雨の晴れ間に必ず開けて風を入れましょう。雨が降っている時、または窓のないお風呂の場合は、換気扇をまわして、お風呂場全体を乾燥させるといいですね。換気扇は24時間まわしても電気代は10円程度ですので、梅雨時はまわしっぱなしもいいかもしれませんね。
カビが出てしまった!という場合は、カビキラーなどの防かび剤をかけておくとかなり防ぐことができます。(必ず換気扇はまわしましょう。)
関連記事 お風呂の天井にできたカビ取りの方法!簡単にできる掃除法と予防法はコレ!
トイレ
お風呂と同様トイレも換気扇をまわすことで湿気対策になります。
靴箱
靴箱のような小さな空間には、市販の防湿剤がおすすめです。また、新聞紙を敷いたり、丸めて靴に入れたりもいいですね。
新聞紙はかなり湿気を吸いとります。丸めたり、そのまま敷いたりと、形状も使う場所によって変えられますので、とってもおすすめです。
また、重曹も狭い場所の湿気取りには有効です。小さな入れ物にいれて、靴箱の隅に置いておくだけです。
重曹は臭いも取ってくれますので、靴箱に使うと一石二鳥ですね。
梅雨の湿気対策をして元気にいこう!
毎年、梅雨の時期に湿気がいやだな…と思ってたけれど、特に何も対策をせずに来た人は多いんじゃないでしょうか?
今回ご紹介した方法は、自分で簡単にできることばかり。ぜひ今年は試してみてくださいね。
ちょっとでも梅雨の憂鬱気分を軽くして、元気にいきましょう!
↓梅雨のことならこちらも!
関連記事 梅雨の洗濯物が乾かない!早く乾かす方法と臭い対策はこれ!
関連記事 梅雨時にうつっぽく感じたら…?自分でできるうつ対策5つ!
※この記事をきらッコノートさんが紹介してくださいました。リンク先には他にも梅雨対策の方法がたくさんあります。あわせてどうぞ。