毎年4月頃にある家庭訪問。先生が来るとなると、綺麗に掃除しておかないといけないし、やはり緊張しますね。
さて、先生に家に上がってもらう場合、部屋にお通しした後、どの席に座ってもらうか決めてありますか?よく席順のマナーでは上座が一番いい席だと聞きますよね。でも上座って一体どこ…?
今回は、家庭訪問で先生に座ってもらう席のマナーについて見ていきましょう!
家庭訪問で先生が座る位置にきまりはある?
家庭訪問で担任の先生を自宅に迎える時、ママさん側では座ってもらう席が失礼にならないか気になってしまいますね。でも実際の所、先生側は座る位置を全く気にしていませんので安心してください。
あたりまえですが、先生はおもてなしをしてもらうために家庭訪問に来るわけではなく、お子さんの養育環境を見たり、保護者から話を聞いたりするために訪問します。ですから、お子さんの話をしっかりできる状態であれば問題ありません。
また、先生をお通しする部屋は、和室、ダイニングテーブルやリビングなど、どこでも大丈夫です。あなたが話をするのに快適だなと思う場所を選んでくださいね。
家庭訪問で先生が座る位置
基本の考え方
よくマナーの本などで、席次が決められているのを見ますよね。
- 上座(かみざ) ⇒ その部屋の中で一番いい席
- 下座(しもざ) ⇒ その部屋の中で一番下の席
部屋の中で一番いい席を「上座」、一番下の席を「下座」と呼びます。
そして、基本的には入り口から遠い席がいい席とされています。
つまり
- 上座 ⇒ 入り口から一番遠い ⇒ 先生
- 下座 ⇒ 入り口から一番近い ⇒ 保護者
というのが基本の考え方です。
ただし、間取りによっては上座の居心地や見た目がわるい場合がありますね。そんな時は、変えても大丈夫です。例えば、部屋に外の景色がよく見える窓がある場合は、位置を入れ替えたほうがいい場合もあります。
和室の場合
和室の場合は床の間を背にした席、もしくは床の間に一番近い席が上座です。床の間がない場合は、入り口から遠い席が上座です。
ダイニングの場合
ダイニングの場合も基本は同じです。出入り口から遠い席が上座です。
リビングの場合
マンションなどだと、ダイニングとリビングが下のような間取りになっていることが多いのではないでしょうか?
この場合も出入り口から遠い場所が上座です。ただし、3人がけの長椅子(ソファ)がある場合は、1人掛けの椅子よりも上座扱いになります。
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家庭訪問で先生が座る位置 まとめ
大体の考え方はわかっていただけましたか?
- 先生は座る位置は気にしていない
- 出入り口から遠い席が上座
上で、上座の基本的な考え方をご紹介しましたが、しつこいようですが、先生は席の位置など気にしていませんので、神経質になる必要はありません!何千万の契約を取るための商談の場ではないんです。
家庭訪問の目的から外れたことに気を取られてしまっていては、せっかく先生がきてくださったのにもったいないですよね。先生からの質問もあるでしょうし、あなたも先生に聞きたいことがあるんじゃないでしょうか?
先生が座る位置のことは大丈夫だから安心してください!お子さんのために先生としっかりと話をすることに集中してくださいね!
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