銀行の通帳を見たら「合計記帳」と書いてあった…という経験はありませんか?
実は、先日わたしも経験しました。いつも使っている三菱UFJ銀行に行って通帳記帳したところ、「合計記帳」と印字されたんです。合計記帳って一体なんでしょうか?
なんとなく「その間の明細が合計されてしまっているのかな…?」という印象を受けましたが、よくわからなかったので、実際に銀行で聞いて、いろいろ手続きをしたので、その経験をご紹介したいと思います。
あなたが、合計記帳って何なのかな?どうしたらいいのかな?と疑問に思っているのであれば、ぜひチェックしてくださいね!
(わたしが使っている三菱UFJ銀行の合計記帳についてです。)
通帳に書かれている「合計記帳」とは何?
普通銀行の通帳には、入金や出金の記録がひとつずつしっかりと記載されますよね。合計記帳というのは、通帳の取引明細がいくつかまとめて記帳されているという状態です。
合計記帳になる条件
(出典:三菱UFJ銀行)
合計記帳になってしまうのには条件があり、3月・9月の月末営業日時点で、通帳記載がされていない明細が10件以上ある場合が対象になります。(わたしの場合12件もありました。)
ただし、対象になるだけで、実際に合計記帳が実施されるのは5月・11月の第三土曜日になっています。その前に記帳に行けば、合算記帳はされません。
- 3月末の営業日時点での未記載分(10件以上)⇒5月の第三土曜日に合算記帳扱いになる
- 9月末の営業日時点での未記載分(10件以上)⇒11月の第三土曜日に合算記帳扱いになる
合計記帳の明細を知る方法(三菱UFJ銀行の場合)
合計記帳として、複数の明細がまとめられている場合、詳細をみるには三菱UFJ銀行で手続きが必要です。方法は
- 電話で
- 銀行窓口で
のどちらでもOKです。
電話で合計記帳の明細を申し込む方法
- 合算記載がされている通帳を手元に用意する。(Eco通帳(インターネット通帳)の場合は不要)
- あなたの支店の代表電話に電話をして申し込む。
- 約1週間程度で郵便で取引明細一覧表が届きます。
銀行窓口で合計記帳の明細を申し込む方法
- 合算記載がされている通帳を持って窓口へ。(Eco通帳(インターネット通帳)の場合は、合計記帳の明細が分かる切替前の通帳や「未記帳明細のお知らせ」を印刷して持っていく)
- 窓口で申し込み。
- 窓口受け取りか、郵送を選ぶ。(日にちは窓口で確認)
わたし自身は、窓口で頼みました。
用紙に書き込んで窓口に出すだけで、とても簡単でしたよ。窓口受け取りの場合は翌日午後には用意ができているとのことでしたが、翌日は行けるかわからなかったので、郵送にしてもらいました。
郵送の場合は翌日発送だったのですが、翌々日には届きました。郵送だと1週間とあったので覚悟していましたが、とても早かったです。
三菱UFJ銀行で合計記帳を防ぐ方法
上で合計記帳になる条件を説明しましたが、対象にならないようにすることで、合計記帳を防ぐことができます。
3月・9月の月末営業日時点で、通帳記載がされていない明細が10件以上ある場合に、合計記帳の対象になります。そしてさらに記帳をしないままだと、その分が5月・11月の第三土曜日に合算記帳になってしまいます。
- まずは、3月・9月末に未記帳分が10件以上ないようにすること。
- もしあった場合は、5月・11月の第三土曜日より前に、通帳記帳をすること。
これで合計記帳を防ぐことができます。
いちいち覚えているのは面倒なので、なるべくマメに記帳をするように心がけるのがいいですね。
明細発行は簡単にできるので、あまり神経質にならなくてもいいかな…とも思います。
ただ、わたしの友人が副業分の確定申告をギリギリにやっていた時に、通帳に合計記帳があって、とても焦った!という話を聞いたので、そういうところは気をつけたほうが良いですね。
まとめ
通帳に「合計記帳」という見慣れない言葉が印字されると、ちょっとびっくりしてしまいますね。
でも、それは長い間記帳していなかった分をまとめてあるだけですから、安心してください。
また、今回ご紹介したように、まとめられてしまった分の明細は、銀行で頼めば簡単に入手できることがわかったと思います。
あなたの通帳に「合計記帳」があったら、明細を貰う手続きをしてみてくださいね!