夏の飲み物と行ったら何を思い浮かべますか?はい、麦茶ですね!どの家庭にも夏の冷蔵庫には麦茶が入っているんじゃないでしょうか。
この麦茶、子供の頃から夏になると普通にのんでいるので、習慣になっていてあまり深く考えたこともないかと思いますが、実は美容や健康にとてもいいんです。
麦茶を飲むと、どんなメリット(栄養・効能)があるか、一緒に見ていきましょう!
麦茶の特徴:栄養成分・カロリー
お家で麦茶を作ったことがあるなら見たことがあると思いますが、麦茶は大麦を焙煎したものです。見た目はコロコロとした小さなこげ茶色の粒で、香ばしい薫りが特徴です。
麦茶の栄養成分
麦茶にはナトリウム・カリウム・カルシウム・亜鉛などのミネラルが多く含まれています。
【麦茶に含まれている栄養成分(100ml)】
- カリウム …6mg
- ナトリウム…1mg
- カルシウム…2mg
- リン …1mg
- 亜鉛 …0.1mg
麦茶のカロリー
麦茶 200cc … 2kcal
麦茶のカロリーはゼロでなく、200cc(コップ1杯)で2kcalです。でも、ダイエット中でも、まったく気にする必要はないカロリー量ですね。下でご紹介する麦茶の効能・効果も期待できますので、おすすめです。
ノンカフェイン
麦茶はカフェインが含まれていません。コーヒーや紅茶などに含まれているカフェインは、たくさん飲むと、胃が荒れたり夜に眠れなくなったりすることがあります。
その点、麦茶はノンカフェインなので、たくさん飲んでも安心です。赤ちゃんや妊婦さんなどに麦茶がすすめられているのも納得ですね。
麦茶の効能・効果
麦茶には女性にとって嬉しい効能・効果がたくさんあるんです。
美肌効果
麦茶には抗酸化作用があるので、肌へのダメージ(酸化)を防ぎます。紫外線や飲酒、ストレスなどによって発生する活性酸素は、細胞の老化やシミの発生を促進しますが、麦茶の抗酸化作用によって、お肌を美しく保ってくれるんですね。これは女性にとっては嬉しいですね!
利尿作用でむくみ解消
麦茶には利尿作用があるため、女性が気になるむくみを解消してくれます。夏は冷房が効いている室内に長時間いることが多く、汗をかきにくくなるため、体内に水分がたまりむくんでしまうことがあるんですね。ちょっとむくんでるな、と言うときは麦茶を飲んでみましょう。
血液をサラサラにする
焙煎することによって生まれる、大麦の香ばしい香りの成分アルキルピラジンは、からだの血液をサラサラにする効果があります。また、より香ばしい麦茶の方が、さらに血液をサラサラにする効果が高いとされています。夏は麦茶をこまめに飲む習慣をつけるといいですね。
便秘に効いてお肌改善
麦茶の元の大麦には、ミネラルや食物繊維が多く含まれているため、排便を促す働きがあります。また、整腸作用もありますので、お腹の調子を整えるのに、麦茶をのんでみるのもいいですね。冷たい麦茶だけでなく、温かい麦茶もおすすめです。
生活習慣病を予防する
麦茶に含まれているGABA(ギャバ)という成分により、高血圧の予防が期待されます。また、コレステロール値などを下げる働きもあるため、動脈硬化などにもいいとされています。
身体の熱を冷ます
大麦には身体の熱を冷ます働きがありますので、熱中症が心配な夏には、熱くなった身体を冷ますのにぴったりです。ただし、飲み過ぎは身体を冷やしすぎてしまうので注意しましょう。
虫歯を予防する
麦茶は、虫歯の原因となるバクテリア類を阻害する作用があるため、虫歯を予防する働きが期待できます。歯磨きをしたあとに何かを飲みたくなったら、麦茶がいいですね。
麦茶の賞味期限
お家で麦茶を作ったら、できるだけ早めに飲みきるようにしましょう。2日程度を目安にするといいですね。
ちょっと日にちのたった麦茶を飲むと、何かすっぱいな?とか、ぬるっとしてるな?と感じるはずです。麦茶は他のお茶に比べ、賞味期限は短めと考えた方がいいですね。
また、煮出して作る麦茶は、一度沸騰していますのでいいですが、水出しの麦茶は痛みやすくなります。気をつけてくださいね。面倒かもしれませんが、一度に大量に作るのではなく、少量を新しく作った方が、美味しくいただけるのでおすすめです。
麦茶用のガラスポットは、毎回洗って綺麗にしてから、使ってくださいね。
今年の夏も麦茶で美人!
毎年何気なく飲んでいた麦茶には、こんなにたくさんの効能・効果があったなんて驚きですね!夏のお出かけの水分補給は、マイボトルに麦茶を持参するのもおすすめです。
今年もたくさん麦茶を飲んでキレイを維持しつつ、暑い夏をのりきりましょう!