キラキラと降り注ぐ明るい太陽の下で飲むビール、美味しいお肉。バーベキューの季節到来ですね。
家族や友達とのキャンプやバーベキューの予定を立てている人も多いんじゃないでしょうか?
みんな大好きな楽しいバーベキューですが、あなたは前日にお肉の下準備をしていますか?
何もしていなくて、準備に時間がかかりすぎたり、お肉を焼くだけで味がマンネリになったり、ということはありませんか。
前日にちょとだけ頑張って下ごしらえしておくと、当日ゆったりと、しかもおいしくお肉をいただくことができますよ。
今回は、前日にしておけるお肉の下準備の方法や、お肉が柔らかく美味しくなる味付け方法などをご紹介します。
目安の分量もありますので、参考にしてみてくださいね。
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バーベキューのお肉の下準備・下ごしらえの方法
バーベキューのお肉は、事前に切ったり味付けをしたりしておくのがおすすめです。
お肉別、用途別に下ごしらえの方法をご紹介します。
牛肉の下準備
バーベキューでおすすめの部位は、肩ロース、サーロイン、リブロースです。
肩ロース
◎用途:焼肉
柔らかい部位なので、焼肉におすすめです。食べやすい大きさにカットしておきましょう。
あらかじめ焼肉のタレや生姜にんにく醤油など、お好みのタレに漬け込んでおくのもいいですね。
下準備をしたお肉はタッパーやジップロックに入れて冷蔵保存し、翌日のバーベキューに持って行きましょう。
一人当たり約100グラムが目安です。
サーロイン
◎用途:ステーキ
サーロインはステーキにすると、美味しい部位です。分厚く切って豪快に食べるのもいいですね。
牛肉は筋切りをして、お好きなステーキの大きさに切ります。切ったお肉はラップに包んでから、ジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵保存しておきます。
塩コショウは事前にするのではなく、バーベキューで焼く直前にかけるのがおすすめです。
サーロインステーキの一人分の平均は120gですが、バーベキューでは、いろんなお肉や野菜を食べるので、小さめの80g程度が目安です。
リブロース
◎用途:ステーキ
サーロインと同様に、筋切りをし、ステーキの大きさに切ります。ラップに包んで、ジップロックで冷蔵保存しておきます。
網で焼いて、お好みの味付けをして食べましょう。
一人分の分量の目安は大体80gです。
◎用途:ローストビーフ
切った肉を焼くだけでなく、美味しいローストビーフもできちゃいます。
ローストビースには塊肉を使います。筋切りをし、スライスしたニンニクを差しこみましょう。下準備はこれだけで完成!ラップにくるんでジップロックで冷蔵保存しておきます。
当日は、お肉の表面に焼き目をつけてから、アルミホイルにくるんで、じっくり網の上で焼くと、本格的なローストビーフができますよ。
お好きなタレをかけて食べましょう。
3〜4人分で、塊肉400gくらいが目安です。
豚肉の下準備
豚肉でバーベキューにおすすめの部位は、バラ肉、ロース、スペアリブです。
バラ肉
◎用途:焼きそば
焼きそば用の豚バラ肉は、食べやすい大きさに小さくカットしておきましょう。
こちらもラップに包んで、ジップロックに入れ、冷蔵保存です。
1人分約40グラムが目安です。
ロース
◎用途:ステーキ
豚ロースはステーキにすると美味しい部位です。牛肉同様、固くなりやすいので、筋切りをしておきましょう。
下準備は、ステーキの大きさに切っておくだけでOKです。ラップに包んでジップロックに入れ、冷蔵保存しましょう。
量は1人約80gが目安です。
スペアリブ
◎用途:スペアリブ
スペアリブがあると、バーベキューのテンションも上がりますよね。
スペアリブは前日に10~15分下ゆでして、お好みのタレに漬け込んで下味をつけておきます。
そのままジップロックに入れて持って行き、当日は焼くだけで、美味しいスペアリブが食べられます。なんだか豪華ですね。
1人分1本が目安です。
味付けについてはこちらのレシピを参考にしてみてください。
鶏肉の下準備
鶏肉は淡泊な味で、柔らかいので、お子さんにも大人気です。おすすめの部位は、もも、むね、手羽です。
もも
◎用途:焼き鶏
ももは柔らかくて美味しいですよね。
食べやすい大きさに切り、好みの味付けのたれに漬け込むだけでOKです。もしくは、あっさりと塩コショウだけでも十分美味しいですね。
焼き鳥のように串にさしておくと見た目も楽しいですね。
こちらもラップに包み、ジップロックに入れ、翌日まで冷蔵保存しましょう。
一人当たり約100グラムが目安です。
むね肉
◎用途:焼肉(ホイル焼き)
むね肉は焼きすぎると、固くなりパサパサしやすいので、ジューシーにできるホイル焼きがおすすめです。
下準備は、適当な大きさに切っておくだけでOKです。当日に、他の野菜などと一緒にホイルで包んで、味付けもして焼きましょう。
1人分はむね肉1枚が目安です。
手羽
◎用途:手羽先
手羽先はあらかじめ味付けをしておきましょう。ジップロックに手羽を入れ、お好みの味付けのたれに漬け込んでおくだけです。
そのまま持っていくと、網の上で焼くだけで美味しい手羽先の完成です。分量は1人分で1本が目安です。
味付けについてはこちらのレシピを参考にしてみてください。
お肉が柔らかく美味しくなる方法
下準備の方法はご紹介しましたが、せっかく食べるなら柔らかい美味しいお肉をいただきたいですよね。
ここからは、ほんの一手間でできる、お肉が柔らかく美味しくなる方法をご紹介します。
筋切りをする・お肉をたたく
先ほどもご紹介しましたが、繊維のあるお肉は固いです。そのため、包丁で筋切りをしっかりおこなうようにしましょう。
また、ミートハンマーなどで、叩くのも効果があります。ハンマーが無い場合は、瓶の底などで代用することもできます。
炭酸に漬け込む
コーラやビールなどの炭酸飲料に漬けこみましょう。炭酸水でももちろんOKです。10分ほど漬け込んで、洗い流しましょう。
これだけで、炭酸に含まれる成分がお肉を柔らかくしてくれます。
お肉をコーラやビールで煮込むレシピもありますので、洗い流さずにそのまま焼いてもOKです。
牛乳に漬け込む
少し驚かれるかもしれませんが、牛乳にはお肉を柔らかくしてくれる成分が含まれています。
バットやボウルなどにお肉を入れ、ひたひたの牛乳を入れて、漬け込みましょう。30分以上が目安です。
果物に漬け込む
果物もお肉を柔らかくしてくれます。キウイやリンゴ、パイナップルがオススメです。
果物のしぼり汁やすりおろしにお肉を漬けるだけです。10分〜15分程度を目安にしてくださいね。
日本酒に漬け込む
日本酒にお肉を漬け込むのも、お肉を柔らかくしてくれます。1時間以上が目安です。
料理の味付けによって、ワインに代えても良いですね。
玉ねぎに漬け込む
玉ねぎをすりおろしたものも効果があります。10分程度でOKです。
お肉との相性もとってもいいので、おすすめです。
下ごしらえしたお肉を持っていく時の注意
お肉の種類、お肉の部位、用途に応じた下準備をしたお肉は、それぞれジップロックなどの袋に分けて入れておくと便利です。
全て前日に冷蔵保存しておき、当日は必ずクーラーボックスに入れて、暑さでお肉が傷まないように持ち運びましょう。
バーベキューのお肉の下準備・下ごしらえの方法 まとめ
バーベキューの下準備は少し大変ですが、この手間をかけることで、当日のバーベキューが楽ちんになって、2倍3倍に楽しめるはずですよ。
また、味付けをしておけば、お肉にしっかりと味が染み込んでおいしい焼肉になりますね。
下味をつけておかないで焼くお肉用には、いろいろな調味料(レモン、ポン酢、おろし生姜、他)を持っていくのもおすすめです。
また、今回ご紹介したお肉の分量は、大体の目安ですから、参加メンバーの顔ぶれにあわせて変えてください。
食べ盛りの男の子がいる場合は、お肉の減りがハンバ無いですから、やはり多めに用意しておくのががいいですね。
美味しいお肉で楽しいバーベキューにしてください!
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