長年使っていた我が家の冷蔵庫が壊れました。
家電量販店でいろいろ見て決めたのは、右からでも左からでもドアを開けることができるタイプの冷蔵庫です。
すごい便利よね〜と思っていたのですが、使っているうちにデメリットも見えてきました。
そこで今回は、両開き扉の冷蔵庫を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをシェアしたいと思います!
あなたが両開き扉の冷蔵庫の購入を考えているのなら、参考にしてみてくださいね!
我が家が左右両開き扉の冷蔵庫を選んだ理由
我が家が買ったのはシャープの冷蔵庫で、ドアが右からも左からも開けられる「どっちもドア」というタイプのものです。(両開き機能があるのはシャープのみ)
左右両開きが必要だったわけではなく、置く場所や家族の人数に合った冷蔵庫の大きさや、見た目のデザインから決めました。
どっちもドアなんて便利に使えそうだな〜という感じで、重視はしていませんでした。
↓購入したのはこんなやつです。(シャープSJ-W412D-S もう売っているところは少ないかもしれません。)
左右両開きの冷蔵庫のメリット
では実際に使い始めて感じたメリット・デメリットを書いていきます。まずはメリットから。
- 両方から開けられて便利
- 冷蔵庫の中身を隠せる
両方から開けられて便利
どちらからでも開けられるというのがウリなので、当然この機能はとても便利です。
我が家でも、キッチン側から開けたりダイニング側から開けるので、狭いキッチンでも家族とぶつからず、移動距離も少なくできていいなと思います。
また、冷蔵庫をはしっこに置く場合は、ドアのどちら側が開くかが重要になりますが、どちらも開くので気にする必要がなくなります。
引っ越しなどが多い場合も、場所を気にせず置くことができます。
冷蔵庫の中身を隠せる
もうひとつのメリットは、お客様が来ているときに、見えない側から扉を開けることによって冷蔵庫の中身を見られるのを防ぐことができることです。
お客様から見えてしまう場所に冷蔵庫が置いてある場合、飲み物や料理を出し入れするたびに、冷蔵庫の中身があわらになってしまいます。
左右両あきのドアなら、できるだけ見えないようにできるので、冷蔵庫の中が荒れていても安心です。
左右両開きの冷蔵庫のデメリット
さて、次に使っていて感じたデメリットです。
- 開ける時の音が気になる
- ドアが重く感じる
- 閉める時に力がいる・ガクッと音がする
- 自動で閉まらない
- 一瞬、食材の位置がわからなくなる
開ける時の音が気になる
わたしの買ったどっちもドア冷蔵庫は、開ける時に左右の取っ手を引っ張るのですが、この時に開きたい側のドアを開くためなのか、カチッという音がします。
また、引いた取っ手が戻る時にもカチャッという音がするので、地味に気になります。
ドアが重く感じる
また、左右切り替えをするのにやむを得ないのかもしれませんが、開けはじめのドアが重く感じます。
閉まる時に力がいる・自動で閉まらない
ドアを締めるときにも通常よりも力が必要です。もちろん、ものすごく力がいるわけではありませんが、お年寄りには向いていないかなと感じます。
占めるのに力を入れるため、静かに閉まらずガクッと音がして、こちらも地味に気になります。
また、古い冷蔵庫はドアが半空きでも、自然にしまってくれたのですが、このタイプは自然に閉まってくれません。むしろ開いていってしまう場合もあります。これはちょっとストレスに感じますね。
ただし、シャープさんのどっちもドアで、もっと大きいタイプだと、電動アシストという機能がついているものがあります。
そちらはドアをタッチするだけで開くので、力もいらず音も気にならないのではと思います。また、半ドアの状態だと電動でドアを閉めてくれます。
↓このタイプです
一瞬、食材の位置がわからなくなる
右から開けたときと左から開けたときでは、ちょっと見え方が変わるため、一瞬、食材の位置がわからなくなることがあります。
特に扉の棚に入れてあるものは、逆からみえることになるので、「あれ、どこにあったっけ?」と迷うことがあります。
ただし、これはしばらくすれば慣れます。
左右両開きの冷蔵庫は壊れやすいってホント?
左右両開きの冷蔵庫を調べていると、壊れやすいのでは…と心配している人が多いです。
わたしはまだ使い始めたばかりなので、耐久性が実際はどうなのかレビューすることはできませんが、シャープさんによる信頼性評価試験のビデオがありましたので、チェックしてみてください。
左右両開きの冷蔵庫が向いている人・向いていない人はどんな人?
最後に、どっちもドアの冷蔵庫がおすすめな人・そうでない人をまとめてみます。
これはわたしが買った手動で開ける通常のどっちもドア冷蔵庫の場合です。(電動アシストタイプではない)
●両開き冷蔵庫が向いている人
- 冷蔵庫の置き場所が決まっていない人
- 両方から開けられる便利さが重要な人
- お客様から見える位置に冷蔵庫がある人
- ドアを開ける時に少々重くても気にならない人
- ドアを開ける時の音が気にならない人
●両開き冷蔵庫が向いていない人
- 力のない人(お年寄り)
- ドアを開ける時の音が気になる人
まとめ
冷蔵庫は何年も使うものですから、使いやすいものを選びたいですよね。
今回は左右両開きの冷蔵庫を、わたしが実際使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介しましたが、あくまでこれはわたし自身の感想です。
ネットを見ると、ドアを開ける時の音や重さなどは全く気にならず、便利に使っている人も多いですよ。
このあたりは個人差になってしまうので、あなたも家電量販店などに足を運んで実際に触ってみるのがおすすめです。
その際は、わたしの挙げたデメリット部分が気にならないかを忘れずにチェックしてください。
納得のいく冷蔵庫を選んでくださいね!
(追記)
1年半ほど使ってからの追記です。
我が家の場合、両方活用することは少なく、たいてい片方から開けるようになりました。
もともと特に両開きが必要でなかったため、慣れている方(前に使っていた冷蔵庫と同じ向き)の開け方をしている感じです。
冷蔵庫を置く位置の都合でどうしても両側から開くのが必要でない限り、あまりこだわる必要はないかな…というのが、我が家で実際に使ってみた印象です。