働く主婦の皆様、毎日お疲れ様です。家事に育児にお仕事、本当に大変ですよね。
夫婦の両方が仕事を持っていても、どうしても旦那さんよりもママさんのほうに負担がかかってきてしまうというのは、共働きのママさんなら経験しているんじゃないでしょうか。
子どもがまだ小さいときに大変になるのが、保育園・幼稚園への送り迎えですよね。
こちらもやはりママさんが無理をしていて、園からの呼び出しやら仕事の残業やらで、板挟みになっているという状態の女性は多いです。
そこで今回は、共働き夫婦なのに保育園・幼稚園への送り迎えも一人で頑張っているママさんのために、上手に旦那さんにも送り迎えを手伝ってもらう方法をご紹介したいと思います。
働くママのお役に少しでも立てますように・・・・。
イクメンが増えているっていうけれど、本当なの?
数年前からイクメンという言葉をよく聞きますよね。
育児に積極的に協力してくれるパパのことを、マスコミでは、イクメン、イクメンと持てはやしていますが、実際に増えているのでしょうか?
厚生労働省が発表した雇用均等基本調査の結果によると、2015年度に育休を取った男性は、過去最高だったそうなんです。
でも、その数字を見てみると、なんと2.65%!
少なくて驚きですよね。これに対して、女性は81.5%!その差30倍以上!
この数字を見てもわかるように、男性が育児に協力的になったとはいえ、実際に育児を任されているのは、ほとんどのご家庭で女性なんですよね。
旦那さんに保育園・幼稚園の送り迎えを手伝ってもらう方法は?
世間ではイクメンが増えたとはいえ、まだまだ育児は女性の仕事という考えが、根強いのが現状です。
でも、共働きのママが、このような考えで、一人で背負ってしまうと、倒れてしまいます。
旦那さんにも手伝ってもらうためには、どうすればいいのでしょうか?
一緒に話し合い、ルールを決める
日頃旦那さんとたくさんしゃべっていますか?仕事と育児で時間がなくて会話が減っているんじゃないでしょうか?
あなただけが送り迎えをしているという状況に、ちょっとイライラしているのであれば、意識して旦那さんと話をする時間を作りましょう。
やっぱりお互いの気持ちが一番大切です。旦那さんとしっかり話し合って、二人で育児に対するルールを決めるといいですよ。
保育園・幼稚園の送迎も、「月曜日と木曜日はパパ」、「帰りは遅くなって迎えにいけないから、代わりに朝はパパが送っていく」など、夫婦の仕事の勤務形態による無理のないルール作りをしましょう。
子どもに言ってもらう
ママから言ってもなかなか聞いてくれないパパには、子どもから「パパと保育園(幼稚園)に行きたいな!」と言ってもらいましょう。
可愛い子どもから「パパにも迎えにきてほしい」と言われたら、どんなパパも断れないでしょう。そして、子どももやっぱりパパのことが大好きなので、パパの送迎もとっても嬉しいはずです。
一度でも行ってくれたら、「今日はありがとう。○○(子どもの名前)とっても喜んでいたよ。」と褒めることを忘れずに。
男性は奥さまに褒められると、とても弱いのです。
姑から言ってもらう
これは、あなたとお姑さんが良好な関係の場合は、良い方法です。
いくつになっても旦那さんにとってはお母さん。息子はお母さんには弱いです。お姑さんから「○○ちゃん(あなた)にばかり、任せていたらダメよ。」「近所の○○の息子さんは、育児に積極的らしいわよ。」など、お姑さんに甘えて、説得してもらいましょう。
保育園からの連絡や情報を旦那さんにもしっかり伝える
ママは保育園からの連絡や情報を自分一人で管理しがちですが、旦那さんにもしっかり伝えるようにしましょう。
小さなことでも、夫婦二人で管理することで、旦那さんの育児に対する関わり方が変わってくるはずです。
最初は面倒かもしれませんが、夫婦のこまめな連絡の積み重ねが、結果的にあなたの負担を軽くしてくれますよ。
どうしても旦那さんに送り迎えを手伝ってもらえない場合はどうする?
旦那さんを説得できない場合や、会社が激務のため、物理的に協力を得られない場合もあると思います。
そんなときも、あなた一人では抱え込まずに、周りのサポートを受けましょう。
親に手伝ってもらう
あなたのご両親、または旦那さんのご両親にお願いしましょう。可愛いお孫さんのためなら、手伝ってくれるはずです。
ただ、親しき仲にも礼儀ありの気持ちを忘れずに、手伝ってくれたら、感謝の言葉は忘れずに。
そして、たまには、外食のプレゼントなど、お礼もしましょうね。
ファミリーサポートを受ける
ファミリーサポート(ファミサポ)とは、市区町村が設立運営しているサポートサービスです。
時間にも余裕がある60歳代の方を中心に、文字通り、家族の支援を行ってくれます。東京都内の相場は1時間あたり800円程度です。
お住まいの市区町村に連絡をし、会員になるとサービスを受けることができますので、一度問い合わせてみて、料金やシステムなどを確認してみてくださいね。
ママ友に手伝ってもらう
気心の知れたママ友がいるなら、ママ友に頼むのも一つの方法かもしれません。
ただ、ギブアンドテイクで、ママ友が困っているときは、積極的にお手伝いしましょうね。
送迎以外の家事や育児を旦那さんに手伝ってもらう
送迎が絶対にできない旦那さんには、送迎以外の家事や育児を手伝ってもらいましょう。
ただ、手伝ってもらう内容は、旦那さんの得意分野がいいでしょう。得意なことなら、継続してくれますよ。
旦那さんとはいえ、感謝の言葉は忘れずに伝えましょうね。
まとめ
旦那さんを説得する時に気を付けることは、決して旦那さんを責める口調にならないことです。
あなたの気持ちと現在の状況を、落ち着いて話しましょう。
旦那さんも、送り迎えを手伝えないことに罪悪感を感じているかもしれません。
そして、共働きの主婦のあなたは、家事に育児にお仕事と忙しい毎日ですが、全てを一人で背負わないようにしてください。
あなたが生き生きと元気でいることが一番大切です。限界になる前に迷わず他からの助けをかりましょう。
いろんな方に支えられて育ったお子さんは、たくましくて強い、良い子に育ちますよ。
また、毎日忙しくても、旦那さんとは必ず1日に1回、時間をとって話をするようにするのがおすすめです。
子供の保育園・幼稚園の送迎をはじめ、二人でしっかりと話し合って解決していってくださいね。