雨が降る予報だけど、キレイに晴れているから、今のうちに洗濯物を外に干して、ちょっとそこまで買い物に…。
そうしたら、出先で雨がぽつりぽつり…。慌ててお家に帰ったけど、洗濯物が雨で濡れてしまった、ということって結構ありますよね。
特に梅雨の時期などは、ちょっとした晴れ間は貴重ですね。洗濯物を、外で太陽光に当てて乾かしたいと思うんじゃないでしょうか。
途中で雨が降って洗濯物が濡れてしまった場合、そのまま室内で乾かしているけど、もしかして、もう一度洗うべき?
ぱっと見は汚れてないけれど、実は雨って汚れてるものなんでしょうか?
洗濯物が雨で濡れたらみんなはどうしてる?
干しておいた洗濯物が雨で濡れるって、ショックですよね!世の女性達は、洗濯物が雨で濡れてしまった場合、どうしているんでしょうか?
アンケート結果があるので見てみましょう!
「洗い直す」が4割、「そのまま乾かす」が6割となっています。洗い直さずに、そのまま室内に移動し乾かすという人が多いようですね。
洗い直す派
- 雨は汚いから
- 洗濯した意味がない
- 臭いが気になるから洗い直す
洗い直さない派
- 洗い直すのは面倒
- 雨なら平気
- ちょっとの濡れなら洗い直さない
雨は汚いもの?
実際のところ、雨というのは汚れているのでしょうか?一番気になるのはそこですね。雨はどうやって降っているのか、というところから見ていきましょう。
川や海など地上にある水分は、蒸発して水蒸気となります。この水蒸気が昇っていった時、温度の低い上空で冷やされるため、小さな水滴となり雲となります。これが段々大きくなって耐えられなくなって降ってくるのが雨なんです。
ですので、この時点で雨自体は汚いものではありません。
でも、雨が地上に落ちてくるときが問題です。空気中にはホコリやチリ、化学物質や花粉などが浮かんでいます。雨は上空から降ってくる間に、これらの空気中の汚れを取り込んでしまうため、汚れてしまうんですね。
場所的には、車や大きな工場などが多い都会は、自然いっぱいの田舎に比べると空気が汚れているので、雨に含まれる汚れも多くなるといえますね。
また、降り始めの雨は、大気中の汚れを多く含んでいます。しばらく降っていると雨が大気中の汚れをさらっていきますので、後の雨は降り始めの雨よりもキレイになっています。
急な雨で洗濯物が濡れる場合は、降り始めの雨がかかりますので、どちらかというと汚れた雨ということがいえますね。
洗濯物が雨で濡れてしまったらこうする!
雨は確かに空気中の汚れを含んで降ってきますので、蒸留水のようにキレイではないと言うことはわかりました。でも、ものすごく有害かというと、そういうわけでもありません。
雨に濡れた洗濯物を、洗い直すか・洗い直さないか、については、個人個人が快適なようにすれば問題ありません。
ただし、洗い直した方がいい場合もあります。
赤ちゃん用の肌着やタオル
赤ちゃんのものはやはり大事を取って、洗い直しましょう。
花粉症・アレルギーがある場合
雨は、大気中にただよっている花粉なども取り込んで降ってきます。花粉症やアレルギーがある場合は、洗濯物は洗い直した方がいいですね。特に花粉の飛ぶ季節は注意しましょう。
黄砂が飛ぶ時期
中国方面から黄砂が飛んでくる時期は、雨の日は黄砂が混じり、洗濯物が黄色く汚れてしまうのはもちろん、その粒子を吸ってしまうのは身体に良くありませんので、洗濯をし直しましょう。
急な雨には臨機応変に
雨は確かに空気中のホコリなどを含んでいますが、それは甚大な健康被害をおこすようなものではありません。
ですので、急な雨で洗濯物が濡れてしまった場合、洗い直すか、そのまま乾かすは、あなたが気持ちよく洗濯後の衣服を着れるかどうかで決めれば、問題ありません。
ただし、上でご紹介したように、洗濯をし直した方がいい場合もありますので、そのあたりは臨機応変に判断してくださいね。
なるべく雨に降られないように、上手にお洗濯していきましょう!
★室内で洗濯物を早く乾かしたいときはこちらを参考にしてくださいね!