一生に一度の結婚式。特に女性にとってはとっても大切な日ですよね。後から思い出しても嬉しくなって、ずっといい思い出になるような、そんな素敵な結婚式にしたいですね。
でも、中には大切な式が嫌な思い出になってしまったという場合もあります。招待していないのに、友人が赤ちゃんや小さな子どもさんを連れてきて、大事な時に大泣きしたり大声を上げたりして、式を台無しにされてしまった…。そんな話はよく聞きますね。
普段は赤ちゃんや子どもが大好きな女性でも、やはりせっかくの自分の結婚式を邪魔されたくはないですよね。
でも、気まずくなりたくないし、なんとか穏便にやんわりと断る方法はないでしょうか?
そこで、今回は、友人を結婚式に招待した時に、子どもや赤ちゃんには出席を遠慮してもらうための上手な断り方をご紹介します。
結婚式に赤ちゃん連れ・子ども連れでの出席を断りたい
招待状に書いておくのはNG
結婚式の招待状に赤ちゃん連れは遠慮して欲しい旨を書いておきたいところですが、これはおすすめしません。
相手が「連れて行く気はなかったのに、断られた…。」という気分になってしまうからです。
基本的に招待状は名前を書いた本人を招待するものですから、それでもなお相手から「赤ちゃんもつれていくよ。」などという話が出たら、断るよう対処する、という順番にしましょう。
新郎と決めたルールだと言う
さて、では実際に「赤ちゃんも連れて行くよ。」といわれた場合はどうしたらいいんでしょうか?
そんな時は「あなたとあなたの旦那さんで検討した結果、親族以外の乳幼児はお断りすることになっている。」というように伝えるのがおすすめです。
結婚は2つの家族・親族でするものですから、あなた側の希望だけでは決めることができないということを強調しましょう。
これが一番角がたたない断り方です。
長時間だから大変だと説明する
当日は、式場までの移動もありますし、式と披露宴を合わせると、長い時間になりますよね。
まだ小さな赤ちゃんも、お世話をするお母さん(友人)も両方共とても大変なはずです。
そのあたりを強調すれば、大抵は「あ、迷惑なんだな」と察してくれて、自分だけ出席するか、もう欠席にしてしまうか、と考える流れになることが多いです。
本音を言う
結婚式に呼ぶ友達であれば、親しい相手のはず。
やんわり説得できれば一番いいですが、無理そうな場合は、もうズバッと本音を言ってしまうのも良いかもしれません。
あなたの気持ちを真剣にしっかりと伝えれば、きっと友達もわかってくれるはずです。
これはメールで伝えるのはよくありません。ちゃんと会って話してくださいね。
どうしても断れない場合は?
ベビーシッターを雇う・託児サービス
どうしても説得できなかった場合は、式場にベビーシッターを雇うという方法があります。
あなたが代金を支払うのは納得行かないし、ちょっとバカバカしいですが、式を台無しにされるよりはましですね。
また、託児所サービスのある結婚式場もありますので、あなたの式場にサービスがないかどうか相談してみてください。
この場合気をつけることは、「赤ちゃんや幼児を連れて来る場合は、式の間は別室になる。」ということを事前にしっかり伝えておくことです。
当日いきなり言われたら、良い気はしないからです。忘れないで説明をしてくださいね。
結婚式への乳幼児お断りで気をつけること
赤ちゃん連れでの結婚式参列を遠慮してもらいと説明すると、「式を静かにしたい」というあなたの希望を、何故か「あなたが友達の子どもが嫌っている」というふうにすり替えられてしまうことがありますね。
ちょっと考えればわかることなのですが、やはり断られると自分の子どもを否定されたように感じる人もいます。
ですから、友人のお子さんを嫌ってのことではないというフォローは忘れないで下さいね。
あなたの気持ちを最優先する
ネットでこの件に関してリサーチしてみると、結婚式に赤ちゃん・幼児を連れて来てほしくないと考えている女性たちに対し、
- 赤ちゃんが泣いたくらいで神経質すぎ
- そんなの友達じゃない
- わたしの子どもは式の間泣いたりしない
- 赤ちゃんがいると会場がほんわかするのに
などなど、いろいろなことを言っていました。
こういった意見を読むと、あなたは「自分の心がせまいのかな…。」なんて思ってしまうかもしれません。
でも、一生に一回のあなたの結婚式です。何よりもあなたの気持ちを優先しましょう。
自分の結婚式に乳幼児ウェルカムな女性は、自分の式でそうすればいいだけです。もし泣かれてしまっても、笑顔でいられる人なんでしょう。
結婚式のビデオの感動的な場面で、赤ちゃんの鳴き声がずっと入っているので、結婚後もビデオをみるのが嫌になってしまったという女性もいます。
他人の意見を優先するのではなく、あなたが一番ハッピーな方法を選択してくださいね。
結婚式に赤ちゃん・子どもを連れてくる人への断り方 まとめ
基本的には、親族以外の人が結婚式に招待されていない子どもを連れて行くのは、マナー違反です。
結婚式の主役はあなたと新郎です。
あなたたちが乳幼児には遠慮してほしいと思うのであれば、上手にお断りしてください。
後から思い出しても、嬉しい気持ちで心がいっぱいになるような、そんな最高の結婚式にしてくださいね。