保育園や幼稚園に入れた〜!やった〜!と思うのもつかの間、お母さんお父さんの試練はここから始まります。
それは「毎日の送り迎え」です。
ママさんが専業主婦だったり、パートさんだったりする場合は問題ありませんが、夫婦ともフルタイムの会社員で共働きをしている場合は、保育園・幼稚園の送り迎えがかなりの負担になってきます。
子どもは4月から初めての環境で、熱を出したり毎日泣きすぎて中耳炎になったりと、何かと体調の変化が多く、そのたびに会社に呼び出しの電話がきます。
この場合旦那さんでなく、どうしても女性であるママさんの方に負担がのしかかってくることが多くなります。
一体どうしたらストレスなく送り迎えをすることができるんでしょうか?
共働き夫婦が保育園・幼稚園の送り迎えを上手にするコツをご紹介します。
毎日の送り迎えを上手に行ない、親子ともにハッピーライフを目指しましょう!
共働きの送り迎えのコツ1:旦那さんと分担する
あなたがフルタイムで仕事をしているママさんであれば、条件は旦那さんと同じです。まずはしっかりと旦那さんと話し合いましょう。
子ども関係はどうしても女性であるママさんのほうに負担が行きがちですが、それを続けていると、あなたに限界が来てしまいます。
子どもの不調で保育園・幼稚園からお迎えの要請があると、会社の同僚に迷惑をかける事になったり、あなた自身の評価が落ちたり、思うように仕事ができなうなったりと、いっぱいいっぱいになってしまうママさんは多いです。
まずは時間をとって旦那さんと相談しましょう。
この時、紙に書きながらやっていくのがおすすめです。
- 朝に送って行くのは誰か
- 夕方に迎えに行くのは誰か
- それ以外にお迎えの連絡が来た場合は誰が行くか
- 常に夫婦で連絡がとれるようにする方法の確認
- お互いの会社の出社・退社時間
- お互いの会社の状況(サポートや融通のききやすさなど)
このように、思いつくことを全部書き出して、旦那さんとうまく分担して回していく方法を決めていくのがおすすめです。
あなただけが無理して頑張ってしまうと、ストレスが増えて夫婦仲にも影響が出てきます。
旦那さんと上手に分担することが大切です。
共働きの送り迎えのコツ2:両親・義両親に頼む
もしも近くにあなたの両親や、旦那さんの両親が住んでいる場合は、彼らに頼むという手段もあります。
もちろん、まずはあなたたち夫婦が頑張ってみて、それでも難しいとなったときに頼んでみるようにしましょう。
特に、お子さんが保育園・幼稚園で急に調子が悪くなった時に、園から迎えに来てほしいと言われた時に心強い味方になりますね。
仕事中の真っ昼間に呼び出されると、とても抜けにくく大変ですよね。お願いしてみましょう。
協力してもらう場合は、両親や義理の両親といえども、感謝の気持ちをしっかりと伝えるのを忘れないでくださいね。
いくら可愛い孫でも、体力的にきついこともあるはずです。感謝しつつ、ほどほどにお願いするのがおすすめです。
共働きの送り迎えのコツ3:会社に相談する
あなたがずっと同じ会社で働いている場合は、きっと出産の時に会社の産休制度をとっていますよね。
ですから、その流れで会社側はあなたの状況がわかっているはずです。まずは会社側としっかりと話しをしましょう。
たとえば「時短勤務(短時間勤務制度)」というのをよく聞くと思います。これはお子さんがいて育児などのために、勤務時間を減らして働く制度ですね。
いろいろと条件などがありますので、あなたの場合にあてはまるかどうか、一度会社に確かめてみるのがおすすめです。
同様に旦那さんにも、勤めている会社に使えそうな制度はないか、措置はして守らないかなどチェックしてもらいましょう。
また、仕事の途中で抜けることになったりするときのために、会社の同僚さんには事前にあなたの事情を話しておくといいですね。
そして、あなたの仕事の分をカバーしてもらった時は、他の所で今度はあなたが同僚さんのカバーしてあげるといったようにしていくのがおすすめです。
共働きの送り迎えのコツ4:ファミリーサポートなど有料サービスを利用する
ファミリーサポートというのは、地域にある子育て支援事業のことです。よく「ファミサポ」と略したりしますね。
会員登録をすると、子どもの送り迎えをしてもらったり、預かってもらったりといった依頼することができます。
料金は各自治体ごとに設定が違っていますので、、あなたのおすまいの地域にあるファミリーサポートセンターに問い合わせて、詳細を聞いてみてくださいね。
こちらで検索できます。
共働きの送り迎えのコツ5:子どもの調子を万全にする
あなたと旦那さんの間で、送り迎えなどの段取りをキッチリとすると同時に、お子さん側の調子(身体面・精神面)もできるだけ万全になるようにするのが大切です。
例えば、
- 朝の時間は余裕を持って行動する癖をつける
- 毎朝の朝ごはん・トイレを習慣づける
- 帰ってきたら、その日の園での話を聞いて問題点は改善する
- スキンシップをして精神面を落ち着かせ、園に行くのを楽しみにさせる
のような事ができますね。
お子さん側の精神面・身体面が安定していれば、朝に家をでるまでがずっとスムーズになります。
共働きの送り迎えのコツ7:先輩ママさんにアドバイスを求める
あなたの会社や友達に、共働きでお子さんの保育園・幼稚園への送り迎えを経験した人はいませんか?
もしいるのであれば、経験談をきいてみるのもおすすめです。何と言っても経験者ですから、思わぬいいアイデアがあるかもしれません。
共働きの送り迎えのコツ8:頑張りすぎない
いくら共働きといっても、食事の支度や家事など、どうしても女性であるママさん側への負担が多くなっているのが現状ですね。
どのママさんも完璧にやろうとして、へとへとになってしまうことが多いです。
もちろんお子さんの送迎は大事です。でも、全部一人で頑張りすぎないで、頼れるものは頼ろう!という気持ちでいくのがおすすめです。
上でご紹介してきたように、どうしても間に合わない時や、体調不良などは両親に頼ったり、有料サービスを使うことも予め検討しておくといざという時にパニックにならずに済みますよ。
育児は親だけがするものではありません。お父さんお母さんが困った時に、頼れる存在を作っておくことも必要です。
また、送迎に限った事ではありませんが、育児において疲れを溜めるとストレスにつながり、育児放棄やDVにつながりかねません。
休日は少しでも一人の時間を作るなど工夫できるといいですね。
共働き夫婦が保育園・幼稚園の送り迎えを上手にするコツ まとめ
お子さんの保育園・幼稚園への送り迎えは、初めはうまくいかないことも多いですが、だんだん慣れてきて上手に対処できるようになります。
また、今回ご紹介したように、あなたと旦那さん以外に頼る方法もいろいろあります。
上手に利用して、子育てとお仕事を両立させてくださいね!