夏になるとほとんどの女性は、日焼け対策をしますよね。街には、日傘、帽子、手袋など、あらゆるタイプの日焼け対策グッズが溢れています。
でも、海外セレブのように、健康的に焼けた小麦色の肌も、ちょっと憧れますよね。特に、海に行ったときは、真っ白な肌よりも、少し焼けた肌の方が似合いますし、ちょっとだけ焼きたくなりませんか?
焼けたくないなら「日焼け止め」、焼きたいなら「サンオイル」と聞いたことがありますが、サンオイルについてはよくわかりませんね。
そこで今回は、サンオイルの特徴や効果、そして使い方や注意点を見ていきたいと思います。
サンオイルとは
海外の映画やドラマを見ていると、綺麗なビーチでサンオイルを塗っている場面が出てきたりしますね。何となくそのイメージで、肌を黒く焼く時に使うもの、という感じがしますね。
サンオイルは、だだ日焼けを促進させるものではなく、紫外線による肌へのダメージを少なくしながら、肌を綺麗に焼くときに使用するものです。
サンオイルの効果
サンオイルは確かに肌を綺麗に焼きたい時に使用しますが、サンオイルの効果は、単に日焼けだけではありません。
紫外線B波を防止する
サンオイルには、紫外線B波を防ぐ働きがあります。
わたしたちが普段浴びている紫外線には「A波」と「B波」があります。
紫外線B波(UVB)
サンバーン(日焼けによる肌の炎症)を引き起こす紫外線。
真夏に日ざしの強いところにいると、肌が真っ赤になってヒリヒリしたり、水ぶくれができたりしますよね。このように、肌に炎症などのダメージを引き起こすのが紫外線B波です。とても強力で、肌の表面を傷つけます。また、シミや皮膚がんなどの原因もなり得ます。
サンオイルには、このB波を防ぐ成分が入っているんですね。
紫外線A波(UVA)
サンタン(綺麗な日焼け)ができる紫外線。
れほど強力ではなく、B波のように、短時間で肌にダメージをあたえるような働きはありません。しかし、A波はB波よりも肌の奥の方にまで到達します。そのため、少しずつ肌に影響が出てきます。シワやシミの元となる紫外線です。
サンオイルには、このA波を防ぐ成分は入っていません。(弱く入っている場合もあります。)
サンオイルは、だた肌を焼くというイメージがありましたが、紫外線B波をしっかりと防止して、肌への悪影響を予防してくれているんですね。
たしかに、肌に何も塗っていないと、真っ赤になって、酷いと水ぶくれができてしまったりしますね。
あなたも子供の頃に、真っ赤に焼けてしまった経験があるんじゃないでしょうか?
肌を綺麗に焼く
上でご説明した通り、サンオイルには紫外線A波を防ぐ成分は入っていません。
でも、A波にはB波のように肌を真っ赤にしたり、水ぶくれをおこしたりするような、強烈な作用はありません。
そのため、A波を受けることによって綺麗に日焼けをすることができるんですね。
サンオイルを使うときの注意
サンオイルは、肌にまんべんなく、ムラのないよう塗りましょう。
塗り忘れがあると、紫外線B波を防ぐことができず、その部分だけ赤くなったり、焼けムラができたりします。
海やプールなどでは、水で落ちてしまうことがあるので、数時間おきに塗り直しをするのがおすすめです。
また、肌を焼きたいからといって、強い日ざしの下に長時間いるのはよくありません。
適宜、日陰に入ってくださいね。
サンオイルの特徴を理解して小麦色の肌を楽しもう
- 焼きたくない場合:日焼け止め
- 焼きたい場合:サンオイル
今年はちょっと肌を焼いて、健康的に見せたいわ、という場合は、サンオイルを使って綺麗に日焼けしてみてくださいね。
ただしサンオイルは、紫外線A波を防ぎませんので、あなたのお肌は紫外線の影響をうけることになります。
長期的にみるとシワやシミができる原因となりますので、そのリスクをちゃんと理解することも必要です。
サンオイルを上手に使って、健康的な小麦色の肌を楽しんでくださいね!
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