テフロン加工のフライパンを買ったけど、すぐにくっつくようになってしまった経験はありませんか?わたしは何度もあります。
いつもすぐにだめになってしまうので、「こういうものなんだな」と諦めていたのですが、よくよく調べてみると、長持ちさせるポイントがいくつかありました。なるほど納得。わたしはテフロンフライパンの寿命を縮めるようなことをしていたんです…。
この記事では、テフロン加工のフライパンの寿命はどのくらいなのか、また寿命の見極め方や、長持ちさせる方法をご紹介します。
わたしが実際にやってみた所、長持ちさせる効き目があり、頻繁に買い換えることがなくなりましたよ〜。ためしにぜひやってみてくださいね!
テフロン加工のフライパンの寿命は?
フライパンの表面に施されている「テフロン加工」。寿命はどのくらいなのでしょうか?
テフロン加工のフライパンが人気のティファールさんによると、使い方や使う頻度によって大きく差が出るので、寿命○年などという目安は無いとのこと。じつは、寿命は使い手次第と言えそうです。
ただ一般的に見ると、テフロン加工のフライパンの寿命は、平均して1〜2年と考えられていることが多いです。
わたしの使い方の場合、半年くらいでくっつきやすくなって、それでもしつこく使い続けて、「もうくっつきすぎて無理…。」という限界がくるのが1年後くらいな感じです。
ちなみに表面にテフロン加工がしていない鉄製のフライパンの場合、寿命はぐっと長くなります。加工がないので、こびりつかないように油をたくさん使うなどの工夫は必要ですが、10年以上でも大丈夫! よく中華屋さんが使っているフライパンなんかがそうですね。
テフロン加工のフライパンの寿命の見極め方
テフロン加工のフライパンに寿命が来たな、もう買い換える時期だな、と判断するポイントはどこでしょうか?
- くっつくようになった
- 表面がけずれてきた
明らかに体感でわかるのが、食材がフライパンにこびりつくようになったときですね。これは誰でも経験があると思います。見た目は問題なくても、長く使ってテフロン加工がだんだんはがれて効果が薄れてきた状態です。
また、目に見えてわかるのが、表面に傷がついてコーティングがところどころ剥がれたようになっている場合ですね。これも寿命が近いといえそうです。金属のフライ返しなんかを使うと、表面に傷をつけやすいです。
テフロン加工のフライパンを長持ちさせる方法
上でも触れましたが、わたしの場合、早くも半年くらいでこびりつきやすくなっていました。でも以下の方法を実践した所、ずっと寿命を伸ばすことができました。
具体的にテフロン加工のフライパンを長持ちさせる方法は以下です。
- 空焚きしない
- 高温で使わない
- 少し油をひく
- 金属のヘラをつかわない
- 作った料理をそのままにしておかない
- 急に冷やさない
- やさしく洗う
1. 空焚きしない
フライパンの使い始めに空焚きをするべきという話をききますが、これは鉄製のフライパンに対してです。
テフロン加工のフライパンの場合は、使い始めに空焚きをしてはいけませんし、普段も不要な空焚きは避ける必要があります。
そうでないとテフロン加工にダメージがあります。
2. 高温で使わない
鉄のフライパンと違い、テフロン加工のフライパンは高熱に弱いです。唐揚げや天ぷらなどの揚げ物を作るのは避けましょう。
鉄製のフライパンや揚げ物用の鍋などを使うのがおすすめです。
わたしはこれを知らなくて、揚げ物にも使っていました。きっとそれで劣化が進んだんだと思います。
3. 少し油をひく
テフロン加工のフライパンは、油を引かなくてもくっつかないのが嬉しいポイントですよね。
でも、少し油をひくほうが、テフロン加工の効果を長持ちさせることができます。
わたしはダイエット中なので油をひかずに使っていますが、寿命をのばいしたいと思うのであれば、少しでいいので油をひくのがおすすめです。
4. 金属のヘラをつかわない
金属製のヘラ(フライ返し)はフライパンの表面のテフロン加工を傷つけてしまいます。
木のヘラや耐熱性のあるシリコンヘラなどを使うのがおすすめです。
5. 作った料理をそのままにしておかない
料理を作ったらそのままフライパンに入れっぱなしにせず、お皿に移しましょう。
ずっと入れておくとフライパンの表面に油や焦げなどがくっついたりして、テフロンの効きが悪くなります。
6. 急に冷やさない
フライパンを使った後、まだアツアツのうちに冷たい水で洗うと、温度差が激しすぎてテフロン加工が痛みやすくなります。
ある程度冷めてから洗いましょう。
7. やさしく洗う
洗うときは柔らかいスポンジに台所洗剤をつけて優しく洗いましょう。
金属タワシなど硬いものを使うと、テフロン加工がハゲる原因となります。
洗い方に気をつけるだけで差が出ますよ〜。
テフロン加工のフライパンがくっつくようになった時できること
テフロン加工がしてあるのに、するするっと動かず、フライパンにくっつくようになってきた時、考えられる理由は2つあります。
- テフロン加工がハゲてしまった
- 表面に油・焦げが付着している
食材がフライパンにくっつくようになったとき頭に浮かぶのが、「テフロン加工がハゲてきた」ということですよね。そのとおりです。
この場合は、もう寿命だと思って、新しいフライパンに変えるのがおすすめです。
もしもあなたの買ったフライパンがかなり高価だったり、どうしても愛着があるという場合は、製造メーカーに連絡してみるといいですね。テフロン加工をかけ直すという手もあります。ですが、お金もかかりますし、買ったほうが新品で気持ちよく使えるはず!
テフロン加工が効かない理由として、「表面に油や焦げなどが付着している」という場合もあります。
とくにフライパンに何らかのデザインが書いてあるタイプだと、そこに油などがたまってしまいます。わがやのフライパンもよく見るとこれでした。
この場合は、テフロンのハゲでなく汚れが原因なので、フライパンに水を入れて1-2分沸騰させることで、汚れが取れやすくなります。後は普通に台所洗剤でやさしく洗ってください。
汚れが原因の場合は、テフロン効果が復活するはずです。
正しく使えばテフロン加工も長持ち!
わたしは「テフロン加工のフライパンがすぐだめになるなぁ…」と思っていたのですが、毎日使っている中で、フライパンに良くないことをたくさんしていることに気づきました。
今回ご紹介した方法を実際にやってみたところ、グッと寿命がのびました。買い替え頻度が減ったので家計も助かっています。
どの方法も今すぐに始められる簡単なものばかりですから、あなたもぜひためしてみてくださいね!