冬の夜にベッドに入ると布団が冷たいから、湯たんぽを使ってみようかな…なんて考えている人も多いのではないでしょうか。
でも、もしかして布団の湿気の原因になったりしないかなぁ…と心配になっている場合もあるようです。
そこで今回は、実際にわたしが湯たんぽを使ってみて、布団が湿気てしまうのか、もしそうならばどう対策したらいいのか、について見ていきたいと思います。
あなたが湯たんぽを使いたいなと思っているならば、ぜひチェックしてみてくださいね!
湯たんぽは布団の湿気の原因になるの?
わたしは冬は毎日、布団の中に湯たんぽを入れて寝ています。使っているのは一般的なオレンジのプラスチック製のもので、お湯を入れて使うものです。
これまで何百回と使っていますが、実際に使っていて、湯たんぽの周りの布団が湿気ったな…と感じることはありません。
湯たんぽを使っていて、布団が湿るとしたら、考えられることとしては
- 湯たんぽのフタがゆるくてお湯がこぼれた
- 寝ている間にかいた汗で布団が湿った
の2つだと思います。
湯たんぽのフタがゆるくてお湯がこぼれた
これは単に湯たんぽの中のお湯が溢れてしまったというのが原因ですね。
湯たんぽのフタにはたいていパッキンがついていて、ぎゅっと締めることができるようになっていますが、締め方が弱いと布団の中でフタがゆるくなりやすくなります。
また、わたしの経験ですが、寝ている間に足元の湯たんぽの上に、自分の足を乗せたりおろしたりしている(温かさ調整のため)ので、その摩擦でフタがゆるくなってしまったことがあります。
寝ている間にかいた汗で布団が湿った
湯たんぽを使って、布団の湿気が気になるという場合は、多くの場合が寝ている間の汗が原因だと考えられます。
人間は寝ている間にコップ1杯の汗をかく、のようなことを聞いたことがありますよね。
ダラダラとかく汗でないので意識しませんが、実際は寝ている間にも布団の中で汗をかいています。
湯たんぽを使うと、とても温かく感じます。わたしも夜中に温かすぎて目が冷めたりしますし、以前、わたしの母親は「湯たんぽはポカポカしすぎる」と言っていました。
湯たんぽのおかげで布団の中が温かいので、汗の量も増えるということもあります。そして、冬は布団が分厚いので、中の水分が乾燥しにくいため、湿気が気になるというふうになっています。
湯たんぽ使用時の布団の湿気の対策防止法
では具体的に対策法を見ていきましょう! わたしも実践している方法です。
- 湯たんぽのフタをしっかり締める
- 湯たんぽの温度・置き場所を調節する
- 布団に空気を通す
湯たんぽのフタをしっかり締める
まず湯たんぽにいれたお湯が漏れてしまうのが原因の場合は、使う時は、かならずしっかりとフタを締めるように注意してください。
布団のなかで湯たんぽが移動したり、体に触れたりすると、そのはずみでフタが緩むこともあるので、その点にも気をとめるようにするといいですね。
また、お湯を入れるときにちょっとこぼしてしまうことがありますよね。
そんなときにしっかりと外側の水分を拭いておかないと、カバーやタオルをかけたときに、水分を吸って湿った感じになります。
湯たんぽの周りの水気を拭き取ってから使ってください。
今は、お湯を入れるタイプの湯たんぽ以外に、レンジで暖めるだけのものや、充電式のものなど、お湯を必要としないものもありますので、利用してみるのもおすすめです。
湯たんぽの温度・置き場所を調節する
人によって寒さの感じ方も違うので、熱いお湯を入れる湯たんぽは、温かすぎると感じる場合があります。また、冬の初めと真冬とでは寒さも違うため、同じ温度の湯たんぽでも温かさの感じが違います。
布団の中で使うときに暖かくなりすぎない、あなたにちょうどいい温度を見極めるといいですね。
また、お湯の温度を帰るのが面倒な場合は、湯たんぽを置く位置を体から離したり近づけたりして、温かくなりすぎないようにすれば、汗の量が増えすぎて布団が湿るのを防ぐことができます。
布団に空気を通す
上で少し触れましたが、だれでも寝ている間に布団のなかで汗をかいています。ですから湯たんぽを使っていなくても、汗によって布団は多少の湿気を含むことになります。
これの対処法としては、朝起きたあとに、掛け布団を開けた状態にして水分を逃がすことです。
ベッドでなく布団を敷いて寝ている場合は、すぐにお仕入れに片付けないで、少なくとも体温で温まった布団が冷えるまでは、掛け布団と敷布団を離して水分を逃がしやすくするのがおすすめです。
ちょっとのことですが、効果ありますよ。もちろん時間があれば日に当てたり、布団乾燥機にかけられればよりいいです。
また、朝には湯たんぽは布団から出して、布カバーや巻いておいたタオルを外しておきましょう。
まとめ
わたしが実際湯たんぽを使ってきた経験からすると、布団の湿気が増すとしたら
- 湯たんぽのフタがゆるくてお湯がこぼれた
- 寝ている間にかいた汗で布団が湿った
という理由だと思います。
長いあいだ冬には湯たんぽを使っていますが、特に布団の湿気が増えたと感じることはありません。
あまり心配する必要は無いと思います。
上でご紹介した対処法をすれば、バッチリです。
寒い冬は、湯たんぽで布団の中を温かくしてくださいね!