ストッキングとタイツ、両方ともお世話になっている女性は多いんじゃないでしょうか。普段あまり気にせずはいているストッキングとタイツですが、両者の違いって何だか知っていますか?
何となくタイツは冬向けなイメージがありますが、明確な違いがよくわからないですね。
一緒に見ていきましょう!
ストッキングとタイツの違いは?
♥ ストッキング … 生地が薄い(目安:30デニール程度未満)
♥ タイツ … 生地が厚い(目安:30デニール程度以上)
なんと、ストッキングとタイツの差は、生地の厚さだけなんです!
一般的にストッキングとタイツは、「デニール」の数値によって分けられます。あなたも「デニール」という言葉を聞いたことがあると思います。ストッキングやタイツを買うとき、パッケージに「30デニール」とか「60デニール」とかの表示がありますよね。
デニールとは使用している繊維の太さを表す単位で、数値が大きくなるほど太い繊維になります。ですから、数値が高くなるほど生地が厚くなっていくんですね。
上では、一応の目安としてストッキングとタイツの境目を30デニールとしましたが、どの薄さならストッキングと呼んで、どの厚さならタイツと呼ぶかは、製造販売している会社によって違います。ですから、明確に「ここが境!」という、共通の値はないんです。
【ATSUGI(アツギ)の場合】
- ストッキング…生地が30デニール未満
- タイツ…生地が30デニール以上
【福助の場合】
- ストッキング…生地が7〜19デニール
- オペイクタイツ…生地が20〜39デニール(オペイクというのは不透明という意味)
- タイツ…生地が40デニール以上
ストッキングとタイツをはく時期は?
ストッキングとタイツでは、どうはき分けたら良いんでしょうか?
普通のストッキングの場合、季節にかかわらず1年中はいても問題ありません。(ただし真夏に黒いストッキングは避けた方が良いですね。)
一方、デニールの数値が大きい(生地が厚い)タイツは、保温効果もあがるので、自然に寒い季節にはく事になります。また、肌が透けにくいので、見た目も秋冬向けな印象です。タイツをはく時期としては、10月〜3月を目安にしましょう。黒タイツや色タイツは可愛いですよね。
最近は多様なファッションが受け入れられていますし、「タイツ」という名前でも、涼しいタイプのものが出ていたりしますね。あなたが、どうしてもオシャレにこだわっていて、春や夏でもタイツをはきたいという場合であればそれもいいと思います。
また、足に傷などがあって隠したい場合もあるでしょうから、あなたがハッピーでいられる方を選択してください。
足が細くキレイに見えるストッキング・タイツのデニールは?
通常、足が細くキレイに見えるといわれるのは、20デニールから60デニールです。
薄すぎると、足のあらが目立ってしまいますし、厚すぎるとのっぺりとした感じになってしまいます。ほどよく足をカバーし、ほどよく透け感のある30デニールから60デニールがおすすめです。
いくつか試してみて、あなたの足を一番キレイにみせてくれるデニール数を見つけておくと良いですね!
男ウケがいいストッキング・タイツのデニールは?
黒いストッキング・タイツで、男ウケが一番良いデニールについてのアンケート結果がありますので見てみましょう。
【メンズにいちばんウけるデニール数】
- タイツというかストッキング? 20デニール・・・4人が支持
- ひざ上&ふくらはぎが透ける 30デニール・・・8人が支持
- ほんのり絶妙の透け感 60デニール・・・12人が支持
- いわゆる一般的なデニール数 80デニール・・・4人が支持
- もはや真っ黒です! 110デニール・・・0人が支持
- あったかさはNo.1 210デニール・・・0人が支持
(出典:Woman Insight)
男子30人に聞いただけなので、数が少ないですが、「ほんのり絶妙の透け感」ということで60デニールが一番でした。
場面によってストッキングとタイツをはき分けよう
○喪服には黒のストッキング
お通夜・葬儀に参列するときに喪服に合わせるのは、少し透け感のある黒のストッキングをはくのががマナーです。透けないタイツはカジュアルな印象になってしまうため、基本的には避けましょう。
参考記事 喪服に合わせるストッキングの基本!黒以外はマナー違反?
○結婚式のストッキングはベージュが基本
結婚式に呼ばれた場合も、ストッキングはナチュラルなベージュが基本です。黒のストッキングはお祝いの場には合いません。タイツ系もカジュアルになるので基本は避けます。
参考記事 結婚式のストッキングのマナー!色は黒だとダメ?柄物は?
○就活の面接にはベージュのストッキング
就活の時、仕事の面接に行くときは、黒のタイツや黒のストッキングは避けましょう。明るく清潔な印象を与えることができるベージュのストッキングが基本です。
ストッキングとタイツをうまく使おう
ストッキングとタイツの違いは、なんと生地の厚さだけでしたね。
でも生地の厚さの違いだけで、ふさわしい場面や時期が変わってきます。また、あなたの足の見え方も変わってきます。
両者のいいところをしっかりと知って、上手に使ってきましょう!
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