梅雨やゲリラ豪雨など、雨のせいでお気に入りの靴がびしょびしょになってしまった時、なるべく早く乾かして綺麗にしたいですよね。
また、子どもが夜なってに急に汚れた上履きを出してきて、翌日必要だといい出したら、今から洗って明日までに乾くかしら…、なんて心配なこともありますね。
そんな時、あなたはどうやって靴を乾かしていますか?
今回は、洗った靴や雨で濡れた靴を、なるべく早く乾かす方法について見ていきたいと思います。
家にあるものだけでできる方法から、市販の便利グッズまでご紹介ますので、そんな時のためにぜひチェックしてみてくださいね。
濡れた靴を乾かす時の下準備
濡れた靴を乾かす方法を使う前に、まず必ず下準備をしましょう。
下準備と言っても簡単です。「できるだけ水分を取っておく」というだけです。
雨で濡れた靴や、洗ったばかりの靴は、びしょびしょですから、これをやっておくことで、このあとやっていく早く乾かす方法を効果的にすることができます。
タオルで水気を吸い取る
濡れた靴は、まずタオルなどでしっかりと水気を拭き取っておきましょう。
スニーカーなどの水を含みやすい布地の靴は、大きめのタオルを巻いて押さえてやるといいですね。
水をよく吸うタオルなんかがあるとよりおすすめです。
洗濯機の脱水機能を使う
アメリカだとスニーカーなどを洗濯機で洗って乾燥機にかけたりしますね。日本人だとちょっと抵抗があるかもしれませんが、脱水だけ洗濯機の力を借りてしまうという手もあります。
洗濯ネットに入れるだけだと靴にも洗濯槽にもよくない気がするので、タオルに包んでから洗濯ネットに入れて脱水するのがおすすめです。これであれば、靴を洗濯機にいれることに抵抗のある人でも使えますね。
ただし、お気に入りの靴には使わないほうがいいかもしれません。普段づかいの上履きやスニーカーなどの靴のみにしてくださいね。
身近なもので靴を乾かす
さて、上の方法でできるだけ靴の水分をとったところで、まずは、家庭にあるもので、靴を早く乾かす方法から見ていきましょう。
天日干しすると傷んでしまう革靴や、丸洗いできないヒールのある靴などでも乾かすことができます。
新聞紙やペーパータオルを詰めて水気をとる
【この方法が使える靴】どんな靴でもOK
とっても原始的ですが、効き目があるのが、吸水性の高い新聞紙やペーパータオルを使う方法です。
新聞紙やペーパータオルを丸めてから、靴の中にぎっしりと詰めて、しばらく放置します。30分くらいしてから見てみると、新聞紙やペーパータオルに水気が移っているはずです。
そうしたら、湿った新聞紙やペーパータオルは捨てて、また新しい新聞紙やペーパータオルに取り替えます。
何度か繰り返して湿気を吸い込まなくなってきたら、中の新聞紙やペーパータオルをだして、風通しのいい所に置いておきましょう。
新聞紙を使う時、インクが靴に付いてしまうことがあります。女性のおしゃれな靴のように、大切な靴の場合は、気をつけてくださいね。
ティッシュペーパーやトイレットペーパーも水気を吸収しますが、濡れると靴に紙が張り付いてしまうので、おすすめしません。
とくに水に溶けるトイレットペーパーは絶対にやめましょう。
除湿器や空気清浄機の風にあてる
【この方法が使える靴】どんな靴でもOK
除湿機や空気清浄機を使っている場合は、この風を靴に当てて乾かすことができます。
つま先を上にして、常に風が当たるようにすることで、水分が蒸発し早く乾きます。一晩で履けるようになりますよ。
ヘアドライヤー
【この方法が使える靴】革やエナメル以外
ものすごく時間がないときには、靴の中にドライヤーの風を送り込んで乾かすという方法もあります。
普通のスニーカーや上履きなのであれば、熱風でも大丈夫ですが、ゴムやプラスチック部分を使用している場合は、ぬるめの風にしましょう。
お気に入りの靴や、デリケートな素材の靴には使用しないか、ぬるめの風を遠くから当てるようにします。
除湿剤・乾燥材を入れる
【この方法が使える靴】どんな靴でもOK
除湿剤(乾燥剤)を靴の中に入れて放置します。
お菓子などに入っている乾燥剤では小さすぎて効き目がでません。できれば靴用のものを使用するといいですね。
また、他の方法に比べて効果が出にくいので、上でご紹介した新聞紙などで処理をした後に使うのがおすすめです。
風にあてる
【この方法が使える靴】どんな靴でもOK
濡れた靴は、風に当てるほうがよく乾きます。ある程度水気を取ったら、扇風機などの風にあてておくのもおすすめです。
浴室乾燥機
【この方法が使える靴】どんな靴でもOK
浴室乾燥機があるならば、使ってみましょう。
お洗濯もしてしまえば一緒に乾燥できていいですね。場所によって乾きムラがある場合は、よく風のくるところに靴を置いてくださいね。
便利なグッズ・サービスで靴を乾かす
市販の靴乾燥グッズやお店のサービスも使ってみましょう。
●コインランドリー
最近のコインランドリーには、靴専用の乾燥機があるところもあります。子供サイズから大人サイズまで対応していて、脱臭効果も期待できますね。
ただし、靴専用とはいえ熱で乾かすことが多いので、大切な靴や、熱で変形するビニールや革素材の靴は気をつけてくださいね。
心配な場合は、お店の人に相談してから使いましょう。
●激取りMAX 靴ドライ
濡れた靴に入れておくだけで、乾燥してくれる布です。消臭もしてくれるので、生乾きのようなにおいも防止できます。
コンパクトにして持っていくこともできるので、旅先や出張先でも活躍しそうです。
電気代がかからないのもいいですね。
●くつ乾燥機
濡れた靴を乾かす頻度が高いのであれば、靴専用の乾燥機を買ってしまうのもいいですね。
いちいち新聞紙を入れ替えたりなど、面倒なことをする必要もありません。
このくつ乾燥機は口コミでも評判がよく、ものすごーく惹かれます。
防臭・防カビ機能もあり、コンパクトで、下駄箱にもすっぽり入るので場所を取りません。
また標準モードの他、革靴モードもあるのが嬉しいですね。タイマー付きなのも安心です。
濡れた靴は上手に早く乾かそう!
濡れた靴を早く、そしてなるべく痛めずに乾かす方法をご紹介しました。
靴を急いで乾かすことが、たまにしかないのであれば、新聞紙などお家にあるもので十分対応できます。
反対に急いで乾かす機会が多い場合は、専用のくつ乾燥機を買ってしまうのがおすすめです。
あなたの状況に合わせて、上手に靴を乾かしていきましょう!
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