1日家事や仕事をがんばった後のビールはとっても美味しいですよね。ついついたくさん飲んでしまいがちですが、女性としては気になるのがカロリーです。
ご飯とビールが同じカロリー、という話をよく耳にしますが、本当なのでしょうか?ビールとご飯は穀物類からできていますね。たしかに穀物類はカロリーが気になるところだと思います。
もし本当だったら、飲み方を考えないといけないですね。
ここでは、ビールのカロリーが気になる人へ、ビールとご飯のカロリーの比較のほか、太らないビールの飲み方をいくつかご紹介したいと思います。
ビール好きなあなたはぜひチェックしてみてくださいね。
ビールとご飯のカロリーはどれくらい?
ご飯とビールと同じカロリーという話は、本当なのでしょうか?そもそもこの比較は、ご飯の1杯はどのくらいの量で、ビールは何ミリリットルの話なのか、具体的に知らないのに何となくの知識の人が多いかもしれません。
まずはご飯の量とビールの量をちゃんと確認しながらカロリーの比較してみましょう。
食品のカロリーを計算することができる便利なサイト(簡単!栄養andカロリー計算)があります。ここでビールとご飯のカロリーをチェックしてみることにします。
このサイトによると
- ご飯一膳(140g)⇒235kcal
- 缶ビール(350ml)⇒140kcal
となっています。(ビールは缶で飲む人が多いので、一缶分のカロリーをチェックしました。)
ご飯一膳で235kcal、缶ビール1缶で140kcalということは、缶ビールを2缶飲むと、ご飯一膳分のカロリーを超えてしまうという感じですね。大雑把にはそう覚えておくと良さそうです。
太りにくいビールの飲み方はある?
ビールは太る、太る、と言われますが、オレンジジュースは350mlで147kcal、コーラが350mlで161kcalというように、ビールだけがずば抜けてカロリーが高いわけではありません。
ビールで太った!という場合は、量をたくさん飲んでしまったり、おつまみなどをたくさん食べてしまったというのが本当の理由のようです。
でも、ビールは美味しいし、なんとか上手に飲んでいきたいと思いますよね。体重が気になる女性のために、できるだけ太りにくいビールの飲み方のポイントを見ていきましょう。
1.おつまみは野菜から食べる
ベジファーストという食べ方、少し前からダイエットの情報番組でよく目にするようになりましたね。まず野菜から食べ始めると、血糖値が急激に上がるのを防ぐことができて、しかもお腹に食べ物が入るので、お腹が膨れて、その後のビールや食事の量が押さえられます。
また、ビールを飲む前に、食物繊維を含むもの(枝豆やキノコなど)を食べると体脂肪になりにくいので、おつまみをちょっと意識して選んでみてください。
2.ゆっくり、少量ずつ飲む
ビールはのどごしがいいのでたくさん飲めてしまいますよね。特に暑い夏などは、喉の渇きを潤すためにゴクゴクと飲んでしまうことがあります。
今はビールにもいろいろな種類があり、糖質カット、糖質オフなどが出ていますが、気をつけないといけないのはいずれも「カロリーカット」ではないということです。「飲む量のカット」ですね。
最初の一杯は仕方ないかもしれませんが、二杯目からはなるべくゆっくりと、少量ずつ飲んでいくように心がけるといいですね。
3.お茶なども飲む
友達や同僚との飲み会だと、初めからビールという雰囲気になってしまうかもしれませんが、可能であれば最初にウーロン茶などのカロリーのないドリンクを頼むのもおすすめです。
ドリンクを1杯飲むとお腹が膨れますから、その後ビールを飲もうと思った時に量が減らせます。もちろん、最初にビール1杯で、その後にウーロン茶などを挟んで飲んでいくのもおすすめです。
4.ビールは最初だけ、後は辛口のお酒に切り替える
先述の通り、ビールはのど越しが良く飲みやすいので、気を付けていないと4杯も5杯も飲んでしまっていることがあります。ビールが好きな人ならなおさらですね。
そこで、ビールで太りたくない人は、最初の1杯はビールを飲み、そのあとはちびちびと飲み進むことのできる、辛口の焼酎やワインに切り替えるという方法もあります。
ビールをご飯の替わりにしない
ビールが大好きだけど、太りたくないから、ご飯を食べないでその分ビールを飲もうかな…と思っている女性がいるかもしれません。確かにカロリーだけで見るなら、そういう方法もいいのですが、栄養素的に見ると両者は全然違います。
ご飯は栄養素が詰まっていてエネルギーに変わりますね。ビールはエンプティカロリーと呼ばれていて、身体に必要な栄養素はあまり入っていないんです。ですから、ビールだけ飲まず、体のことを考えて、上手にバランスをとっていくことが大事です。
まとめ
ビールは美味しいので、ついつい飲みすぎてしまいまづが、ビールが好きな方でも、やはり体重増加は気になるところですね。
上手に飲んでいくために、今回ご紹介した以下のことをちょっとだけ頭に入れておいてくださいね。
- 350mlの缶ビールを2缶飲むと、ご飯一膳のカロリーを超える
- おつまみは野菜から食べる(べジファースト)
- ゆっくり少量飲む
- ウーロン茶などノーカロリーのドリンクを挟む
- 辛口のお酒に切り替えてちびちび飲む
- ビールは栄養素的にご飯のかわりにならない
ビールなどのアルコールを飲むと、ストレス発散になったりして、良い一面もありますよね。でも飲みすぎてしまうと、やはり体重が増えてしまいます。
自分で上手にコントロールして、ビールと上手に付き合っていってくださいね!