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唐揚げや天ぷらの揚げ油の捨て方は?簡単処理の方法5選!

天ぷら

唐揚げや天ぷら、とんかつやフライドポテトなど、揚げ物は美味しいですね。家族や子どもにも大人気です。

でも、ちょっと面倒なのが、使用後の油の処理ですよね。べたべたするし、そのまま捨てられないし…。何か簡単でいい処理の方法はないかなぁ…と思っている人も多いんじゃないでしょうか?

 

そこで今回は、フライに使った使用済みの揚げ油の捨て方・処理法をご紹介します♪

 

 

油を流してはいけない理由

使った後の揚げ油を、そのままシンクに流してはいけないというのは、知識として知っていると思います。でも何故なんでしょうか?

理由は2つあります。一つは、流した油が冷えて固まって、あなたの家のシンクのパイプや排水管、下水道を詰まらせたりすることがあるからです。詰まってしまったら、高圧洗浄などをしてもらう必要があり、お金もかかります。

 

二つ目は、食用油の混ざった汚水は処理するのに、とても手間がかかるということです。コップ1杯(200cc)の油を綺麗にするためには、約60トン(浴槽約200杯分)の水が必要だと言われています。

絶対に使用済みの油をそのまま流さないようにしましょう。

 

主婦笑顔

 

揚げ油の捨て方

油の凝固剤を使う

【必要なもの】…市販の揚げ油凝固剤

油を固めることで捨てやすくする方法があります。宣伝などで見たことがある人もあると思いますが、固めるテンプルのような市販の油の固め剤を使えば、簡単にフライ油を処理することができます。

使い方は簡単。まだ熱いうちに、凝固剤を使用後の揚げ油に入れておけば、冷えると固まります。あとは、燃えるゴミとして捨てることができます。帳簡単ですね。使い方は、商品によって多少の差がありますので、しっかりやり方を読んでやってくださいね。

 

凝固剤のかわりに、小麦粉を使う方法もありますが、油の量が多いと固まりません。かなりの量の小麦粉を使うことになると、もったいないし、あまり意味がありませんね。凝固剤を使うのがおすすめです。

 

牛乳パックを使う

【必要なもの】…牛乳・ジュースの紙パック、新聞紙

牛乳やジュースなどの紙パックと新聞紙を使った、揚げ油の処理方法です。

  1. 油をしっかりと冷まします。熱いうちにやると、後で発火の原因となる事があります。
  2. 紙パックの口を開いて、中にいらない新聞紙やペーパータオルをくしゃくしゃにしていっぱいに入れます。
  3. その中に、しっかり温度の下がった使用済みの油を入れて、新聞紙に染みこませます。
  4. この時、油の量が多すぎると新聞紙が吸いきれず、下にたまってしまうとよくありません。処理する油の量が多い場合は、もう一つ紙パックを使って分けましょう。
  5. 発火しないように、水も少し入れて染みこませます。
  6. 紙パックのフタをガムテープなどでしっかりと留めます。
  7. 燃えるゴミとして捨てます。

新聞紙にしみこませる

【必要なもの】…新聞紙、ビニール袋2枚

牛乳パックなどが無い場合は、新聞に染みこませてビニール袋で捨てることもできます。

  1. 油をしっかりと冷まします。熱いうちにやると、後で発火の原因となる事があります。
  2. ビニール袋を2重にして、中にいらない新聞紙やペーパータオルをくしゃくしゃにして入れます。
  3. その中に、しっかり温度の下がった使用済みの油を入れて、新聞紙に染みこませます。
  4. この時、油の量が多すぎて聞紙が吸いきれない場合は、新聞紙を増やしましょう。
  5. 発火しないように、水も少し入れて染みこませます。
  6. ビニールの口をしっかり縛ります。
  7. 燃えるゴミとして捨てます。
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リサイクルに出す

リサイクルに出す方法もあります。

家庭で出る使用済みの食用油(廃食用油)を、あなたのお住まいの地域の自治体で回収してくれかどうか、調べてみてください。大抵、市や区などで回収をおこなっているはずです。

回収された使用後の揚げ油は、綺麗に精製されてバイオディーゼル燃料として生まれ変わります。このバイオディーゼル燃料は、ゴミ収集車やバスの燃料として使うことができるんです。

 

通常、ペットボトルに入れて、回収所に持って行くだけです。スーパーなども回収所になっていますので、近くにあれば簡単です。

捨ててしまうものが、リサイクルで燃料になるのなら、ちょっとやってみたいですね。

 

廃油石けんを作る

使用済みの揚げ油から、廃油石けんが作れます。ただし、苛性ソーダという劇薬を使います。

石けん作りが趣味の女性は、みんな使っていますので、気をつければ問題ありませんが、作る時は気をつけてくださいね。

「廃油石けん 作り方」などで検索するとたくさん出てきます。お好きなタイプのものでトライしてみてください。

 

揚げ油は正しく処理しましょう

揚げ油をそのまま流すと、排水管にも良くないし、環境にも良くないんですね。

ご紹介した処理方法で、あなたが一番簡単にできそうだな、という方法をぜひ試してみてください。

これからも、しっかり油を処理して、美味しい揚げ物をご家族に作ってあげてくださいね!

 

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