今年も残り少なくなってきましたね。毎年思うことですが、一年って本当に早い!
さて、年末といえば大掃除。あなたは今年の大掃除はいつ頃どうやってしようと思っていますか?毎年時間がかかってしまって疲れちゃいますよね。
専業主婦や小さなお子さんがいる女性はもちろん、一人暮らしの会社勤めなど、なかなか時間が取れないという女性も多いはず。なんとかテキパキと上手に綺麗に大掃除をしたいと思っているんじゃないでしょうか。
そこで今回は、年末の大掃除を効率的にやりたいあなたのために、年末大掃除のコツをご紹介していきます。
掃除する部屋の順番を考えることで、子育てや仕事で忙しくても、効率よくキレイにできるんですよ。
無理なく上手に大掃除をしたいというあなたは、ぜひチェックしてみてください。
大掃除のコツは、掃除する部屋の順番にあり
いつも時間がたっぷりある、という人はほとんどいないですよね。特に年末は普段より忙しくなるはずです。
年末の大掃除は、主婦にとっても、一人暮らしの方にとっても、煩わしいことの一つではないでしょうか。その一番の理由が、どこから手を付ければいいのかわからないということなんですよね。
わたしも毎年、なんとなく後回しにしてしまって、大みそかギリギリになって、適当に掃除して終了!・・・という感じでした。あなたもそんな経験があるんじゃないでしょうか?
でも、これだとバタバタするし、結局家の中がキレイにならないままお正月を迎えることになって、なんだか残念な気分になることが多いですね。
そこで今年こそ、家中をピカピカにしたい!と思い、いろいろ調べていくうちに、「大掃除のコツは、掃除する順番が大切」ということがわかったんです。
しかも何回かに分けると更に楽です。
そうやって、わたしなりにアレンジした掃除の順番ができあがりました!
年末の大掃除をする部屋の順番は?
1日で済ませる場合はどこからでもOK
あなたが年末大掃除を1日でできる!という場合は問題ありません。
特に掃除をする部屋の順番も気にする必要はなく、やりやすいところからやっていけばOKです。
ただし、以下のことを基本に考えつつ、やっていくのがおすすめです。
- 上から下に掃除する
- 奥の部屋から玄関へ
- つけおきなど下準備が必要な場合は先にやっておく
掃除の基本は上から下へです。
たとえば、家全体として見た場合は、上の階からやるのがおすすめです。1階をキレイにしたのに、最後に2階の掃除をすると、またホコリが1階に流れてしまって、とっても残念です。
また、部屋として見る場合は、例えば天井や電気(照明)、高い棚など、上の方にあるものから掃除していきます。ホコリが下に落ちても、その後下の方を掃除していくので問題ありません。
奥の部屋から玄関へ、というのもおすすめです。
理由は、奥の部屋から始めて、玄関に向かってホコリを集めていくと、やり残しがなく効率がいいんですね。
2階があるお家では、2階の奥の部屋、マンションなどでも、奥の部屋から始めるようにしましょう。
キッチンやお風呂場などを掃除する場合、汚れを落とすのに浸け置きをしておきたい場合がありますよね。
台所なら、換気扇周りのものやガスコンロ、魚焼きグリルなど。お風呂場ならバスタブや排水口の部品などです。
浸け置きなどで時間がかかるなど、下準備が必要な場合は初めにやっておくのがおすすめです。
年末大掃除を数日に分ける場合の順番
大掃除を何回かにわけてやる場合は、大きな考え方として、以下のようなことを基本にするのがおすすめです。
- 普段つかっていないところから場所単位で分けてやる
- 上から下に掃除する
- つけおきなど下準備が必要な場合は先にやっておく
大掃除を数日に分けてやる場合、初めに掃除をしたところがお正月までに汚れてきてしまったらイヤですよね。
まずはキッチン、お風呂場、などといったように、掃除する所を場所単位で区切って考えます。
そして、まず普段あまり使っていないところからやっていきましょう。使用頻度が少ない部屋ならば、早めに掃除をしてしまっても、その後すぐに汚れてしまうことはないからです。
また、上の1日でやってしまうのと同様に、掃除をする所を決めたら、上から下に掃除するのが基本です。
そして浸け置きなど下準備は先にやっておきましょう。
わたしのおすすめの順番は以下のようになっています。
参考にしてみてくださいね!
大掃除の順番1 庭まわり
あなたのお家にお庭がある場合は、庭まわりから始めましょう。
毎年植木屋さんに頼んでいるご家庭も多いと思います。遅くて予約が一杯ということにならによう早めに手配してくださいね。
自分でやるという場合も、庭の手入れは家の中の掃除よりも、ぐっと早めにやるのがおすすめです。
また、庭にある物置や倉庫の中も整理しておきましょう。1年間で溜まった不用品を、この機会に処分してしまいましょう。
大掃除の順番2 客間・座敷(あまり使わない部屋)
家の中でも一番使っていない部屋はありませんか?そこから始めましょう。
うちの場合、お客さんが来た時だけに使う客間と、仏壇がおいてある座敷です。
こういった使用頻度が少ない部屋は、もともと汚れていないはずですから、すぐに終わるはずです。
大掃除の順番3 個々の部屋
寝室や子供部屋など、ドアで仕切られた個々の部屋を順番に掃除していきましょう。どの部屋から始めても構いません。
まずは部屋の中の不要なものを捨てる作業から始めるのがおすすめです。
不用品を整理できてスッキリしてから、掃除機がけや雑巾がけなどで普通に掃除をしていきましょう。
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部屋につながる廊下や階段も、この時に一緒にやるといいですね。
廊下の雑巾がけなどは、小さなお子さんにも手伝ってもらうといいですね。みんなで楽しく掃除しましょう。
大掃除の順番4 キッチン
キッチンは毎日頻繁に使いますので、あまり早くなく、これくらいの順番に掃除するのがおすすめです。
まずは換気扇の掃除からです。
換気扇の種類にもよりますが、キッチンの換気扇のお掃除は、お風呂場でされる方が多いのではないでしょうか。我が家もそうです。
最初に換気扇を取り外し、バケツに洗剤を溶かした液体を入れて、しばらく浸け、油が浮いてきたら洗い流していきます。
換気扇の掃除は結構時間がかかりますので、バケツへの浸け込みは、前日の夜から始めておくと楽でおすすめです。
次に冷蔵庫の掃除をしましょう。
古くなったものが入っていませんか?去年の大掃除の時、わたしの冷蔵庫には3年くらい前のラー油が入っていました…。賞味期限を見て古いものは捨てましょう。
不要なものを捨てたら、冷蔵庫内の棚などを洗ったり拭いたりして掃除します。
冷蔵庫が終わったら、シンクまわりの掃除です。
キッチン周りの掃除で水を使いますので、シンクは最後に掃除するのがおすすめです。
浸け置きなどで時間が必要なもの(排水口やシンクの水垢、三角コーナーなど)は、先にやっておきましょう。
その間に、食品関係の棚などを整理します。賞味期限の切れたものは捨て、棚などのホコリなどを拭き取ります。
お風呂場で掃除した換気扇をもどして、全部が終わったら、最後に浸け置きしておいた物を含め、シンク回りを全部掃除します。
わたしはこの順番でやっていて、いい感じです。
大掃除の順番5 お風呂場
次はお風呂場の掃除です。
お風呂場がキッチンのあとに来るのは、キッチンの換気扇をお風呂場で洗う人がいるからです。汚れてしまいますよね。
でもあなたがキッチンの換気扇をお風呂場で洗わない場合は、キッチン掃除が先でももちろんOKです。
お風呂場の場合、浴槽や桶の水垢取り、目地のカビ取り、排水口のぬめり取りなどで、洗剤などをつけておく時間が必要となりますよね。
キッチンと同様に、初めにこの下準備だけをまずやっておきましょう。
しばらく置いておく時間に他のことをすれば、時間を上手に使うことができます。
お風呂場の掃除をする時は、かならず窓を開けたり換気扇をまわしたりして、洗剤のにおいで気分が悪くならないように気をつけてくださいね。
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大掃除の順番6 トイレ・洗面台
トイレの掃除をしましょう。また、洗面台も一緒にやるといいですね。
いつもよりも念入りに掃除してくださいね。
大掃除の順番7 リビング
家族が集って一番使うのがリビングですね。
お子さんがいる場合は汚れやすいので、これぐらい後の方での大掃除がおすすめです。
リビングにも1年でいろいろなものが溜まっているはずです。いらないものを見極めてから掃除にかかりましょう。
大掃除の順番8 玄関
最後に玄関を掃除します。普段はしない靴箱の中の拭き掃除をするといいですね。ドアやドアノブのお掃除も忘れずにしましょう。
新しい年にやってくる歳神様のためにも、玄関を最後に綺麗にすると気持ちがいいですよ。
おすすめの順番は以上です。
これを1日や2日で終わらせると、とってもしんどいですよね。
あなたが大掃除にさける時間を考えて、何日かに分けて今日はキッチン、今日はお風呂場と、一つずつ区切ってやっていきましょう。
子育てしている女性から、仕事で忙しい一人暮らしの方まで、無理なくお掃除できますよ。
年末の大掃除を大変にしないためのコツ
大掃除の順番はわかったけど、やっぱり大変そう・・・というあなた! 年末の大掃除を大変にしないためのコツがあるんです。
それは、普段の生活の一工夫にあります。そんなちょっとしたコツをご紹介しますね。
物を溜め過ぎないこと
どんなお家でも、収納スペースは限られていると思います。そのスペース以上のものがあると、やっぱり片付かなくなってしまいます。
普段の生活から、お家の収納スペースを考えながら、物を増やしたり減らしたりするようにしましょう。
掃除道具を出しやすいところに置いておく
大掃除の負担を減らすためには、普段のちょこっと掃除がとっても大切です。でも、掃除道具が出しにくい場所にあると、億劫になりがちですよね。
掃除用シートやホコリ取り用のブラシなどは、出しやすいところに置き、気付いたときにすぐに掃除できるようにしておきましょう。
掃除しやすいお家にしておく
掃除しやすいお家というのはどんなお家でしょうか。
例えば、ホコリが溜まりにくいように、小物などは収納ケースに入れる、棚の上にはできるだけ物を置かないようにする、こういう小さなことでいいんです。
普段から、この小さな積み重ねをしていくと、大掃除のときには、お掃除しやすい気持ちの良いお家になっているはずですよ。
家族に協力してもらう
年末の大掃除をあなた一人で全部やるとなると、やはり大変ですね。
あなたに旦那さんやお子さんなどがいるのであれば、手伝ってもらいましょう。手伝ってくれる人がいれば、1日でやってしまうとしてもまだ気が楽ですね。
また、ご紹介してきたように、場所別に何回かに分けてやる場合も、1回がすぐにすむので、そんなに大変な感じにはならないはずです。
年末大掃除は順番を考えて上手にすませよう!
今回は、年末大掃除のコツについて、ご紹介しまました。
基本は
- 上から下に掃除する
- 奥の部屋から玄関へ
- つけおきなど下準備が必要な場合は先にやっておく
- 普段つかっていない部屋から
- 1日でやろうとせず数日に分けると楽
というのを頭に入れておくといいですね。
掃除する部屋の順番だけでなく、普段の生活のちょっとした工夫で、大掃除はとっても楽になります。
今年は今から普段の生活を見直し、日常にちょっこと掃除を加えて、年末に慌てないようにしたいですね。
ピカピカのお家で、新年を迎えましょう。
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