朝、家をでるときには髪型がバッチリ可愛く決まっていたのに、静電気のせいで、髪が顔に張り付いたり立ち上がったりして、キャー!って思ったことはありませんか?
冬になると本当に多いですよね。
そこで、髪の毛の静電気を防ぐ方法や、静電気が起きてしまってから解消する方法をいろいろ見ていきたいと思います。
髪型が崩れて憂鬱になっていたあなたは、ぜひチェックしてみてくださいね!
髪の毛の静電気が起こる条件
最初に髪の毛に静電気が起こる主な条件を確認しておきましょう!
これを知っておけば、反対を行けばいいわけですから、自ずと対策法がわかってきます。
静電気が起こる条件は
- 乾燥
- 摩擦
の2つだと思っておけばOKです。
まずは「乾燥」ですね。冬には髪だけでなく衣服などにも静電気が起こりやすいですよね。これは冬の空気が乾燥しているからです。反対に梅雨時など、空気中の水分が多そうな時期は、静電気を気にしたことはあまり無いんじゃないでしょうか?
次に「摩擦」です。これも誰もが経験あると思います。小学校のときに、下敷きを頭にこすりつける(摩擦)と静電気がおきて、髪の毛がくっつくという実験をやったことがある人も多いと思います。静電気は摩擦によって起こりやすくなります。
基本の考え方としては、静電気を防止するには、乾燥と摩擦を減らせばいい、というわけですね。
髪の毛の静電気を防ぐ方法
まずは、髪の静電気が起こらないように、事前にしておける予防対策法からご紹介します。
あなたが取り入れられそうな方法を選んでみてくださいね。
髪の保湿・ケア
あなたの髪は健康ですか?健康な髪は適度な水分を含んでいますよね。
普段から髪の保湿やケアをすることで、静電気を起こりにくくすることができます。
ヘアカラーやパーマなどで髪の毛が傷んでいると、表面のキューティクルが整っていない状態なので、髪の水分が抜けていってしまいます。その結果、パサパサに乾燥してしまうため、静電気も起きやすいんですね。
あなたが今使っているシャンプーやコンディショナーが、いまいち潤わないな…と思っているのであれば、一度、保湿・ダメージケアをうたっているタイプを試してみてください。
これは、静電気対策だけでなく、普段のヘアケアになりますので、一石二鳥ですよ。
ヘアオイル
髪の保湿に気を遣っていても、どうしても乾燥してしまう時がありますよね。特に冬の空気の乾燥は、髪の水分も奪い取ってしまいます。
髪が乾燥しているな、と感じたら、ヘアオイルを使ってみるのがおすすめです。
パサパサの髪がまとまって、静電気も起きにくくなります。昔ながらの椿油は人気ですね。
ただし、塗り過ぎると、髪を洗っていないように見えることがありますので、分量には注意してくださいね。
ドライヤー
シャンプー後のドライヤーは、使い方によっては髪を痛めてしまうため、乾燥する原因となります。
以下のことに気をつけてドライヤーを使ってみてください。
- 髪をドライヤーで乾かしてから寝る
- ドライヤーを髪に近づけすぎない
- ドライヤーの前にタオルドライして、短時間で乾かす
- イオン発生ドライヤーを使う
髪が塗れたまま寝てしまうのはNGです。また、ドライヤーの前にしっかりとタオルドライで水分をとって、なるべく短時間で乾かすようにしましょう。
ただ、短時間にしようと超高音にしたり、髪に近づけすぎると、熱によるダメージがありますので、気をつけてください。
イオン発生のドライヤーに関しては、個人差があると思いますが、わたしの場合は、普通のドライヤーから変えたら、すぐに違いが体感できましたよ。
高いやつでなくても違いがわかると思うので、一度試してみるのがおすすめです。
手の保湿
髪の保湿がバッチリできていても、手がパリパリに乾燥してはいませんか?
わたしがそうなのですが、冬になると手が乾燥しやすくて、すぐに白く粉を吹いたようになってしまいます。この手で髪を触ると、思いっきり静電気がおきてしまうという経験を毎年しています。
女性は髪が気になるので、どうしてもよくさわってしまいますよね。
ですから、手の方もしっかりと保湿しておくことが大事です。冬はハンドクリームなどを携帯するのがおすすめです。
静電気防止ブラシ・くし
冬場に出先でブラシをかけると、静電気がすごかったりして、収集がつかないことがありますよね。
わたしも昔デート中にそんな風になってしまって泣きたくなった経験があります。
静電気防止のブラシやくしを選んでみるのも一つの手です。
静電気防止ヘアゴム・シュシュ
静電気を防止するヘアゴムやシュシュが売られていますので、一度試してみてはどうでしょうか?
腕に巻いておくとドアノブなどの静電気防止にもなります。
髪の上からマフラーを巻かない
冬にはマフラーやストールを使いますが、この時、髪の上から巻いていませんか?
上で触れましたが、静電気発生の要因の一つに「摩擦」があります。
ですから、髪とマフラーがこすれることによって、静電気が起こりやすくなります。
髪の内側(首に直接)巻いても、摩擦はあるのですが、髪の外側に撒くよりも多少いいはずです。
なるべく髪との摩擦が減るように工夫してみてください。
髪の毛の静電気を除去する方法
事前の予防法はわかったけれど、それでも静電気が起こってしまうことはあります。
おきてしまってからできる、除去法を見ていきましょう!
水で濡らす
乾燥が原因の静電気ですから、水をつけてあげれば収まります。
ただし、つけた水が乾燥するとまた静電気が起こりますし、さらに髪を乾燥させてしまう場合もあります。
あくまで、外出先での応急処置としてやってみてください。
ヘアオイル・ヘアクリーム
静電気が酷くなる冬の時期は、ヘアオイルやヘアクリームを小分けにして携帯しておきましょう。
静電気が起こった時に、すぐに髪につければ落ち着きます。
ハンドクリーム
ヘアオイルも持っていないし、水場も近くにないし、どうしよう!という時、冬ならばハンドクリームを持っていませんか?
ハンドクリームを薄く塗った手で、髪の毛を優しく押さえてください。ヘアオイル・ヘアクリーム同様、落ち着くはずです。
髪の毛の静電気は上手に防止・対処しよう!
静電気のせいで、髪が顔にぴったりまとわりついている姿って、本当に鬱陶しいし恥ずかしいですよね。
髪の静電気で悩んでいるあなたも、ぜひ今回ご紹介した対策法を試してみてくださいね。
他の女性の髪が顔にくっついているのを横目に見つつ、あなたはいつでもヘアスタイルバッチリの、素敵な女性を目指しましょう!
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