大好きな彼と結婚が決まった!
そんな時は、女性にとって幸せいっぱいの毎日ですね。
次にやらなければいけないのが、結婚式の準備です。
でも実際に始めてみると、結婚式って意外と準備が大変なんですよね。決めなければいけないことが、山のようにあります。
その中でも頭を悩ませることの一つが、お車代をどうすればいいか?ということではないでしょうか。
結婚式のお車代なしっていいのかな?お車代を出す・出さないの判断法はどうやって決めるの?などなど、悩んでいる女性は多いはず。
今回は、お車代の悩みをズバっと解決していきます。
結婚式のお車代とは?
お車代とは何でしょうか?普段まったく聞き慣れない言葉だと思いますが、その名の通り、「交通費」のことです。
結婚式のお車代とは、主賓や仲人、遠方からのゲストに渡す交通費のことを差します。
新郎・新婦から、来ていただいた感謝の気持ちを込めて、渡す謝礼金のことなんですね。
みんなはお車代をどうしているの?
お車代というものが何かはわかりましたが、みんながどうしているのか、気になるところだと思います。
先輩花嫁たちがどうしたのか、あるアンケート結果を見て行きましょう。
Q. 結婚式の参列者へのお車代は、お一人にいくら包みましたか?(※結婚式を挙げたことがある、もしくは挙げる予定の方)
(出典:Wedding Park)
1 お車代はお渡ししていない…37%
2 交通費の全額をお渡しした…29%
2 交通費の半額をお渡しした…29%
4 交通費の7割をお渡しした…5%
このアンケートでは、このような結果で、お車代を渡していない人が37%、渡している人が63%となっています。
全額ではなくても、いくらか渡して人が半数以上ということですね。
それぞれの意見は以下のようなものです。なかなか参考になります。
お車代を渡していない人の意見
- 遠方の人がいなかった。
- お互い様なので。
- 節約のため。
- お車代の習慣がない。
- 出したかったけどできなかった。
- タクシー券を渡した。
お車代を渡した人の意見
- 遠方からきてもらうのに出費をさせるのは申し訳ない。
- 自分の式の時も出してもらったから。
- 人数が少なかったので出せた。
- あまり多いのも気を遣わせるので半額程度にした。
- みんな同じ金額にして渡した。
- 距離によって金額を設定して渡した。
お車代を出してもらう側の意見
結婚式に出席して、お車代を貰う側になった時に感じた意見も、かなり参考になります。
いくつかネットから拾ってみました。
- 遠方から行ったのにお車代が出なかった。
- お車代が出たけど、すごく少なかった。
- わたしには出なかったのに、他の友だちには出ていたのでイラッとした。
- 事前にお車代が出ないことについての説明がなかった。
遠方から高い交通費を使って結婚式に出席するので、やはりお車代がでないのはキツイという意見が多いですね。
また、同じ状況なのに、人によって出たり出なかったりすると、これもモヤモヤの原因となってしまうようです。
お車代を出すか出さないかの判断基準・決め方
さて、では実際あなたがお車代を出す側になった時、どうやって決めたら良いんでしょうか?
決め方の基準をご紹介します。
新郎・新婦で話し合い、先に基準方法を決めておくと、スムーズに準備が進められますよ。
仲人や主賓には出す
まず基本としては、乾杯の音頭をとってもらう人などの、結婚式において重要な役割を担っている人には、必ず全額出しましょう。
恩師や上司など、主賓の方が多いと思いますが、その他の人にお願いする場合でも、お車代を出すようにしましょう。
最近は仲人を立てない場合もありますが、お願いする場合は、仲人さんにも全額渡しましょう。
これらの方たちへのお車代は、遠方から来ない場合でも必要です。
新幹線や飛行機を使った招待客には出す
新幹線や飛行機を使って結婚式に来てくれる方にはお車代を出す、というのを基準に判断するという方法です。
これなら、渡す・渡さないの判断がわかりやすいですね。
もちろん、新幹線の方には出せないけど、飛行機の方まで出す、などといった基準でもOKです。夫婦で話し合い、明確に決めるようにしましょう。
全額負担が理想ですが、無理な場合でも半額は出すといいですね。
距離によって決める
ちょっと面倒ですが、距離によって決めるという方法もあります。
- 県内⇒なし、または駅からのタクシー券・送迎バス
- 近県⇒交通費の半額・または一律5000円、など
- 遠い県⇒⇒交通費の全額、または一律10,000円、など
自分がどうしてもらったか参考にする
もし、相手の方が先に結婚式に招待してくれている方なら、そのとき自分がどうしてもらったか思い出し、同じようにお返しするのも一つの方法です。
もし、全額出してもらっている場合は、必ず全額お返しするようにしましょう。
新郎新婦で合わせる
新郎側の上司に渡して、新婦側の上司には渡さないということがあれば、失礼になってしまいます。
こういう話は、なぜか後から聞こえてきたりして、嫌な気持ちに鳴ることが多いです。
新郎新婦で同じ立場の関係の方には、同じように渡すようにしましょう。
お車代を出せない・なしにしたい時は、どう伝えればいい?
招待客の方全員に、お車代が出せればいいのですが、そういう訳にもいきませんよね。
その場合はゲスト側の段取りがありますので、早めに伝えるようにしましょう。
でも、言いにくい気持ちも良く分かります。どのように伝えればいいのでしょうか?
招待状を出す前に、事前に伝えておく
招待状が郵送されてきて、出席の返信をした後で、お車代が出ないと聞かされるのは、少しイヤな気持ちがしてしまいます。
招待状を出す前に、「お車代は出ないのですが、良かったら来て頂けませんか?」と、事前に連絡を入れておきましょう。
先方がそれでも出席したいと言ってくれたら、招待状を送ります。
全額出せない場合は、金額も伝えておくと親切
お車代を全額出せない場合も、その旨を事前に伝えておくようにしましょう。
出せる金額が決まっている場合は、伝えておくと、より親切です。
招待状に「お車代は5,000円程度しか出せないのですが、もし来て頂けるなら嬉しいです。」と、このようなメッセージがあると、ゲストも、出席するかどうか、ゆっくりと考えることができるので、好印象です。
謙虚な姿勢を忘れずに
ゲストの方たちは、遠方から新郎新婦のあなたたちのために、時間とお金を使い、ご祝儀を持って来てくれるのです。
お車代を出せない場合でも、あくまでも謙虚な姿勢を忘れずに対応しましょう。
結婚式のお車代 まとめ
お車代に、絶対という決まりはありません。だからこそ悩んでしまいますね。
お車代で頭においておくことは、簡単に言うと、
- 仲人・主賓の方には全額出す
- 新郎新婦でしっかり話し合って基準を決める
- お車代なしの場合は事前に知らせる
です。
出すべき人には必ず出すということ。そして、あなたと新郎でお車代を出す基準をきめることが大切です。
また、予算の都合でお車代がなしになってしまう場合でも、はじめからしっかり伝えておけば、相手側もモヤモヤすることがなくなります。
遠方からあなたのために来てくれるゲストのことを考え、心から祝福してもらえるハッピーな結婚式にしてくださいね!
ご結婚おめでとうございます!
幸せな結婚式が、もっと忘れられない良い思い出になりますように、応援しています。