はい。同じように感じている女性は、あんがい多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、あて布を使う理由はもちろん、どんな時に使うのか、専用のあて布でなく家にあるもので代用できないか、などなどを見ていきたいと思います。
アイロンの当て布の基本を知りたいならぜひチェックしてみてくださいね!
アイロンで当て布を使う理由・メリット
まずはあて布を使う理由(役割)について見ていきます。一体どんなメリットがあるんでしょうか?
- 生地を高熱・焦げ・溶けから守る
- 伸び・変形を防ぐ
- テカリを防ぐ
生地を高熱・焦げ・溶けから守る
普通はアイロンを直接洋服にのせてシワを伸ばしますよね。あて布を使うと、アイロンと服の間にワンクッション入ることになります。
そのおかげで、アイロンの高熱によって生地が痛むのを防ぐことができます。焦げてしまったり、素材によっては溶けてしまうようなリスクを減らすことができます。
伸び・変形を防ぐ
衣類に直接アイロンをかけると、アイロンの重さや力で、生地が伸びたり変形したりします。あて布があると、服が動きにくくなり、変形も防げます。
テカリを防ぐ
アイロンをかけつづけたことで、生地がテカテカと光ってしまった…という経験はありませんか?わたしは学校の制服をテカらせてしまったことがあります。
これは摩擦や熱によって生地の表面がぺったんこになってしまうと起こります。あて布でワンクッションを作ることで、こういったテカリを予防することができます。
当て布が必要か不要かの見分け方
アイロンの時に当て布がいるのはどんな時なんでしょうか?
- 洗濯表示に「あて布使用」などの文言が入っている
- ポリエステル・ナイロン・シルク・ウールなどの素材
- 絶対に傷めたくないお気に入りの服
洗濯表示に「あて布使用」などの文言が入っている
服についている洗濯表示のタグをチェックしてみてください。取り扱いについて書いてある小さなタグです。
ここに「あて布使用」のような注意書きがある場合は、必ず当て布を使いましょう。
あて布必要な場合、以前の洗濯表示では、アイロンマークの下になみ線のあるアイコンが使われていました。↓
でも、平成28年12月から洗濯表示が新しくなり、このアイコンは使われなくなりました。(消費者庁のページで新しい表示を確認できます。)
現在は「あて布使用」のように文字での表記に変わっています。
ポリエステル・ナイロン・シルク・ウールなどの素材
基本的に当て布が必要な場合は、洗濯表示に記載されているはずですが、素材面でも見ておきます。
例えば、熱に弱いポリエステルやナイロン、シルクやウールなどの素材の場合、アイロンをかけるときには気をつける必要があります。
熱で変形してしまう可能性が高いので、あて布を使ったほうが安心ですね。
絶対に傷めたくないお気に入りの服
洗濯表示にも記載がないし、熱に弱い素材でもない。でもそんな場合でも、あなたのお気に入りの服の場合は、あて布をしてアイロンをかけるのがおすすめです。
どんな場合も、あて布を使うことで生地へのダメージを減らすことができるので、わたしはお気に入りは絶対に当て布を使います。
あて布はどこで売っている?
あて布についてはわかったけれど、一体どこで売っているんでしょうか?
一番簡単なのはネットですね。そして家電量販店などでも売っています。アイロン売り場に一緒にあるはずです。
またダイソーなどの100円均一にもありますので、チェックしてみてください。
↓こちらが人気商品です。
あて布として代用できるものは?
専用のあて布は、熱にも強くすべりもよくて使いやすいですが、わざわざ買うのもな…と思う場合は、お家にあるもので代用できます。
- 綿の薄いハンカチ
- てぬぐい
綿100%の薄いタイプのハンカチ(もこもこのタオルハンカチでないもの)なら誰でも持っていますよね。
または、昔ながらのてぬぐいなんかも、あて布の代用として使えます。
我が家ではいまは専用の当て布を使っていますが、以前はどこかでもらった手ぬぐいを使っていました。問題なかったですよ。
あて布の代用を選ぶ時に注意する点も抑えておきましょう。
- 綿100%などの熱に強い素材のもの
- 熱やスチームが通りやすい薄手の生地のもの
- なるべく白いもの(色移り防止)
熱で溶けてしまわない素材のものというのは基本ですね。
また、シワを伸ばすのがアイロンですから、熱が通りやすい薄手のものである必要があります。薄いとスチームも通りやすいので、しっかりとアイロンを書けることができます。
そして、できれば白や淡い色合いのものがおすすめです。濃い色のプリントがついた生地をあて布にすると、色移りしてしまうことがあるからです。
お気に入りの服に色がうつったらショックですから、頭に入れておいてくださいね。
あて布を上手に使えば衣類が長持ち!
わたしは以前、あて布をしなかったせいで、服の表面を熱で変にしてしまったことがあります。お気に入りの服だったので、とってもショックでした…。
あなたはそんなふうにならないよう、上手に当て布を使って、洋服を長持ちさせてくださいね。
これからも賢くオシャレを楽しんでいきましょう!