梅雨や夏場など、気温が高くなってくると気になるのが、キッチンの生ゴミのニオイですよね。1日置いておくだけで、ちょっと腐ったようなニオイがすることもあります。
キッチンに近づくと、生ゴミが臭ってしまうと、テンション落ちますね。また、友達や親戚の人が遊びに来たときに、何か臭いなと思われたらショックです…。
とはいえ、ゴミの回収は、たいてい1週間に2回程度のはず。3日間はなんとかしなくてはいけません。
そこで、今回は夏の生ゴミの臭い対策と、ニオイが出ないように処理する方法、また、ゴミ箱の消臭法などをご紹介します。
生ゴミのニオイがしないキッチンを作りましょう!
生ゴミの臭い対策は?
【基本】生ゴミを毎日処理する
暑い時期は、生ゴミを置いておくとすぐにニオイが出てしまいますね。下のような順番で、毎日処理するのが基本です。
この方法が一番簡単で、しかもニオイを防ぐことができます。
- 水分を切る
- 新聞紙でくるむ
- ビニール袋に入れて、空気を抜いて、口をしっかり縛る
- もう一度ビニール袋でくるんで、空気を抜いて、口をしっかり縛る
- ゴミ箱へ
コツ1:できるだけ水分を切る
水分があると、腐敗や悪臭のもととなります。できるだけ水分を切って捨てます。
コツ2:新聞紙にくるむ
新聞紙でくるむと、生ゴミの水分を吸ってくれます。また、新聞がニオイを抑えてくれるのでおすすめです。新聞紙で三角コーナー用のゴミ入れを作っておくと、処理が楽になります。
コツ3:空気を抜いてしっかり縛る
新聞紙にくるんだ生ゴミをビニール袋に入れた後、中の空気を抜いてから、しっかりと口を縛りましょう。少しでも開いているとニオイが漏れます。うまく結べないときは、袋の上の所をくるくると巻いて、ガムテープなどで留めると簡単です。
そして、ビニール1枚だと、破れたりニオイが漏れたりすることがあるので、もう1枚ビニールを重ねて、2重にしまましょう。
スーパーの袋は、底に小さい穴が開いていることがあり、そこから水分が漏れてしまうことがあります。1枚目はOKですが、2枚目は他のビニール袋で重ねるといいですね。
100円均一にいろいろなサイズのキッチンポリ袋が売っていますので、あなたの毎日の生ゴミの量に合わせてチェックしてみてくださいね。A4サイズくらいのものだと、100枚入りのが売っているはずです。
冷蔵庫・冷凍庫に入れる
ゴミの日がくるまで、生ゴミを冷蔵庫・冷凍庫に入れておく、という方法もあります。
生ゴミを全部入れる訳にはいきませんので、魚など、特にニオイが出そうなものだけ入れましょう。新聞紙で包んでから袋にいれるのがおすすめ。
また、冷蔵庫・冷凍庫を開けたときに、中が見えないように、さらsに紙袋に入れると良いですね。
ただし、それでも、ゴミを入れるということに、抵抗がある人もいるかもしれませんね。
ゴミ箱用の消臭剤を使う
ゴミ箱の方にも対策をしておきましょう。ゴミ箱は必ずフタ付きのものにすること。そして、ゴミ箱用の消臭剤を入れましょう。フタの裏につける消臭剤がおすすめです。
一つ注意しなくてはいけないのは、消臭剤は無臭タイプのものを選ぶことです。フローラルやフルーツの香りがついていると、生ゴミのニオイと混ざって、よけい臭くなってしまいます。
家庭用の生ゴミ処理機を買う(助成金あり)
家庭用の生ゴミ処理機もあります。使い方はとっても簡単で、生ゴミを入れてスイッチを押すだけです。熱処理で乾燥させる感じです。処理後は肥料としても使うこともできますので、家庭菜園をやっているならおすすめです。
また、ごみの減量になるということで、自治体による助成金がある場合があります。あなたのお住まいの地域でも助成金が出るかどうか、一度調べてみてくださいね。
シンクをまめに掃除する
シンク内や、ゴミをためる三角コーナー、排水のところは、汚れが溜まりやすいところです。
ゴミ捨ての時に毎回キレイに掃除しておきましょう。
ぬめりなどが残ると、ニオイの元になります。
魚料理などはゴミの日の前に
ちょっと面倒ですが、魚など、ニオイがでそうな食材を使う献立は、できるだけゴミの日の前日に作るようにすると、すぐ捨てられて快適ですよ。
生ゴミが出ない努力をする
なるべく生ゴミが出ないようにすることも必要です。
たとえば、魚は丸ごとではなくて切り身の物にする。野菜はいらない部分(キャベツの一番外側や大根の葉っぱなど)はスーパーで取ってくる(たいてい捨てる用の袋がそばにあります)、などです。
その他
- お茶を入れた後の葉
- コーヒーを入れた後のかす
- 重曹
- クエン酸
- 酢(水で薄めて)
他にもこれらのものが、いいとされています。お茶っぱやコーヒーは、よく飲んでいるならば、試してみてください。
重曹・クエン酸・酢については、効き目は弱めかもしれません。また、酢はにおいが気になるかもしれません。
生ゴミの臭い対策で、いつも無臭のキッチンに!
夏に生ゴミが臭ってしまうのは、どこのお家でも一緒です。あまり気にしすぎないでくださいね。
生ゴミのニオイ対策の基本は
- まめに処理する
- ビニールを重ねてニオイをもらさない
です。まずはここから始めてみてください。そして、その他の方法を試してみて、あなたに合ったものを見つけてくださいね。
暑い時期も、無臭のキッチンにして、急な来客でもOKにしておきましょう!