妻のあなたが毎日家事(育児)を頑張っているのに、夫は全然手伝ってくれない…。つらいですよね。
近頃の旦那さんたちは、昔に比べて手伝うようになってきてはいますが、まだまだ協力してくれないケースはよく見られます。
共働きだったり、手のかかる小さな子どもがいる場合は、妻側の家事の負担が大きくなってしまいます。
こういう時、ムカッとして「ちょっとは手伝ってよっ!」と荒い口調になってしまい、結局さらに手伝ってもらえなくなるという悪循環に陥ったりします。
でも、あなたにたくさん言い分があるように、旦那さん側にも言い分があるはずです。
そこで今回は、世の中の夫がなぜ家事に協力してくれないのか、その理由を探ってみたいと思います。
旦那さんの気持ちがわかれば、上手に誘導して、家事を手伝うように変えていけるかもしれません!
世の夫たちが家事をしない理由とは?
では具体的に、家事をしない夫側の言い分を見ていきましょう!
ちょうどいいアンケート結果がありました。わたしがネットでチェックした時に出てきた、旦那さん側の意見が凝縮されています。
腹の立つ言い訳もあったりしますが、心を落ち着けて読み進んでください。彼を知り己を知れば百戦殆からず!
【「育児」や「家事」へ参加しない要因 】
(出典:「育児」や「家事」へ参加しない要因)
↓見やすくまとめるとこんな感じですね。
- 帰宅時間が遅くて時間がない
- 家事・育児が得意ではない
- 家事・育児が好きではない
- 妻がすべてやてくれるため、参加する必要がない
- どのように参加したらよいか分からず参加できない
- 家事・育児よりも他にやりたいことがある(趣味や勉強など)
- 家事は女性がやるものだと思う
- 休日に仕事や接待などが多く時間がない
- 参加した際に妻に怒られたことがあり、参加しにくい
- 同居している両親がやってくれるため参加する必要がない
- 子どもと同接したら良いか分からない
一つずつ見ていきます!
それぞれの言い訳に対して、あなたができることも付け加えてありますので、やってみてください。
帰宅時間が遅くて時間がない
仕事が忙しかったら確かに時間がないですよね。頑張って働いてくれている事には感謝すべきです。
まずは、あなたの夫が毎日激務で本当に帰りが遅いのかどうかをチェックしてみてください。共働きの場合は、あなたの帰宅時間も関係してきますよね。
その結果、あなたに比べて、本当に旦那さんの帰宅時間が遅くて家事・育児をする時間がないのであれば、多少譲歩するという選択もあります。
あなたからの提案・できること
・まずは仕事を頑張ってくれていることへの感謝を伝える
・仕事が休みの日には家事を手伝って欲しいと伝える
・自分が仕事が残業の時は手伝って欲しいと伝える
家事・育児が得意ではない
いやいやいや、妻だって家事・育児が得意な女性ばかりじゃないですよね。
仕事で頑張ってくれているのはわかるけど、得意ではなくても努力はしてほしいものです。
それに、得意でない中でも、夫にとってまあまあ出来るかも…という分野があるかもしれません。
あなたからの提案・できること
・わたしも苦手だけど頑張ってるので協力してほしいと伝える
・夫が比較的上手にできる家事を見つける
家事・育児が好きではない
だーかーらー、妻だからって家事・育児が好きな人ばかりじゃないんですけど…。
そんな女性たちの声が聞こえてきそうです。
あなたからの提案・できること
・わたしも好きじゃないけど頑張っていると伝える
・そのなかでも夫がうまくできる家事を見つける
・家事代行サービスを使おうと提案してみる
妻がすべてやてくれるため、参加する必要がない
これに関しては、奥さん側が納得しているのであれば問題はありませんよね。でも、奥さん側がかなり無理して頑張っているのかもしれません。
もしもあなたの旦那さんがこう思っているのであれば、手伝ってもらいたい気持ちをしっかりと伝える必要があります。
あなたからの提案・できること
・自分だけで頑張ってきたけれど、いっぱいいっぱいなので手伝ってほしいと伝える
・仮病を使って旦那さんにやらせる
どのように参加したらよいか分からず参加できない
あなたの旦那さんがこう思っているのであればラッキー!
協力する気はあるのですから、どう参加してもらったら嬉しいかを伝えましょう。
あなたからの提案・できること
・旦那さんにやってもらいたいことを「具体的に」伝える
・手伝ってくれることへの感謝を伝える
家事・育児よりも他にやりたいことがある(趣味や勉強など)
え…妻には他にやりたいことが無いとでも…?
仕事で必要な勉強であれば、大目に見ることもできますが、趣味をやりたいから…という理由はちょっとひどいですよね。
特に育児は二人の間の子どものことなのですから、趣味を理由にするのは無責任に感じます。
あなたからの提案・できること
・旦那さんのやりたいことは尊重するが、自分にも同様にやりたいことがあると伝える
・子どものことは二人で協力していきたいと伝える
家事は女性がやるものだと思う
え…21世紀に何言ってるんでしょうか?
確かに仕事は夫、家事は妻というのが、一般的にうまくいく役割分担という意見はわかります。
でも、共働きの場合や、専業主婦でもまだ小さな赤ちゃんがいる場合は、女性側に負担がかかりすぎてしまうので、臨機応変に対応するべきですよね。
あなたからの提案・できること
・(共働きなら)わたしも仕事をしているので家事を分担したいと伝える
・(赤ちゃんがいる専業主婦なら)24時間つきっきりで眠れないので、せめて大きくなるまでの間は手伝ってほしいと伝える
休日に仕事や接待などが多く時間がない
これも上で出てきた「帰宅時間が遅くて時間がない」と同様、本当に時間がないのかをチェックする必要がありますね。
本当に休日まで仕事・接待で大変なのであれば、仕方がない場合もあるかもしれません。
あなたからの提案・できること
・本当に簡単なことだけを頼んでみる(食べ終えた食器をシンクに運ぶなど)
参加した際に妻に怒られたことがあり、参加しにくい
これはよくある話ですね。旦那さんが手伝ってくれたのに、やり方や結果に対して奥さんが文句を言うというパターンです。
せっかく手伝ってくれる旦那さんなのですから、妻側は怒ったり文句を言ったりしないように気をつける必要があります。
あなたからの提案・できること
・過去に怒ったことがあればしっかり謝る
・結果が気に入らなくても怒らず褒めながら上手に夫を操る
同居している両親がやってくれるため参加する必要がない
義両親との同居ってただでさえ疲れるし、家事を手伝わせるのも気を使います。そういうところがわかっていない夫にいらっとしますね。
ただし気を遣わなくていい義両親であれば、もう割り切って手伝ってもらい、楽をするという手もあります。
あなたからの提案・できること
・割り切って義両親のヘルプをもらう
・義両親に相談して、少しでも夫に家事をしてもらうよう誘導する
子どもとどう接したら良いか分からない
子育てに積極的でない旦那さんだと、こういう考えになってしまうことも多いですね。
でも、育児が嫌なわけではないので、すこしずつ慣らしていけば、ゆくゆくはしっかり協力してくれる夫になってくれる可能性大です。
あなたからの提案・できること
・子どもへの接し方の見本を見せる
・具体的にやってほしいことを伝える
家事をしない旦那さんと話し合ってみる
いちど旦那さんと家事(育児)について話し合うのがおすすめです。(怒らないように気をつけて!)
あなたの旦那さんに、どうして家事を手伝ってくれないのかを実際に聞いてみてください。そして、その後にあなた側の気持ちも伝えてみましょう。
旦那さんはあなたがどういう気持ちでいるか、きっとわかっていません。そして、あなたも旦那さんの気持ちがわかっていない可能性があります。
そして、お互いが折り合いをつけるポイントをさがしてみてください。
この折り合いポイントは家庭によって違うはずです。他の家庭のことは気にせず、あなたの家庭で一番いいところを二人で見つけるのがおすすめ。
まとめ
「家事・育児をしない夫」と言っても
- 家事・育児をやりたくないからやらない
- 家事・育児をやる気はあるけどやれない
の2つがあることがわかります。
まずはあなたの旦那さんはどっちなのか、どういう気持ちなのか、をしっかりと聞いてください。大抵は、上で出てきた意見に当てはまるはずです。
そうしたら、「あなたからの提案・できること」に書いてあることを試してみてください。
家事をしない夫を一朝一夕には変えることは難しいですが、少しずつ協力してもらえるように、上手に誘導していきましょう!